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今ここでの選択が、7世代先の子供たちの生活に影響する

担当:事務びと

わたしはTAMURAで事務仕事をしているひとです。
実はTAMURAでの勤務歴は社長に次ぐくらい長いひとです。
これまで勤めてきて、水だけでなく自然や環境についてわたしが感じてきたことをTAMURAが発信している「ことば」と共にお話していきたいと思います。

「今ここでの選択が、7世代先の子供たちの生活に影響する」
(ホームページトップページより)

数あるTAMURAのことばの中で一番好きなことばです。
7世代先というと200年くらいの年月です。
200年前を想像すると1800年代ですから日本は江戸末期、開国へと向かう頃です。
明治維新を経て近代化していく日本の中で2,000年代を想像していた人がどれだけいたのでしょうか。様々な便利、利益を追求し、そこからたった150年で日本も世界も恐ろしいまでの発展を遂げました。
今や宇宙の果てまでも知り尽くしたいという欲求を持つ人類は、しかしながら自然の驚異の前では全く歯が立たないことも自覚しています。
世界中で何度も繰り返される自然災害を経験する中で、生命体である地球を意識し、地球ですら寿命があることを知っている中でますます自然との共生を考えさせられます。
 

私が好きな映画の中にディズニーピクサーの「ウォーリー」というアニメーション映画があります。
2800年頃を想定して物語は描かれています。
  ***
荒廃し人類が住めなくなった地球でひたすらごみ処理をするロボット・ウォーリーと、人間が地球探索のため送り込んだロボット・イヴの友情、そして人間が地球帰還への希望を見出していく物語です。
人類は巨大な宇宙船に生きるのですが、イヴが地球に植物の生息を発見し人間は地球への帰還を目指します。
 
物語の中で人間はベルトコンベアーに乗っていいるだけで生きていきます。着るものも食べ物も自動で与えられ、立ち上がって行動することはありません。すべてが科学と機械で管理されています。手足は退化し体形も変わってしまいますがそういうものだと思っているし適当に楽しんで生きています。そしてそこにも支配者がいて欲望が渦巻いています。
物語内は様々なことが起きますが、最後は地球へ帰還し、人々は自分の意志を持つことに喜びを見出し、自分の足で立ち上がって、地球の再生を目指します。
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想像もしない天変地異が起きたら、世界で恐ろしい戦争が起きたら、人々はどうやって命をつなぐのか、どうやって地球を守るのかすごく考えさせられる物語です。
 
便利に任せて流行に任せて見えないベルトコンベアーに乗ってしまっていないか振り返ります。
200年前からは考えられないほど発展した地球ですが大きな問題も沢山生まれています。流されるように生きていけば、その問題について誰も何も責任をとらず未来の人に押し付けていくだけです。
未来を思い想像し選択するものを変えていくこと、ひとりひとりの選択は小さくても積み重ねていくことが大事なんだと表題のことばを心に刻みます。

ここから200年先を想像するのは難しいです。でも今生きる子供たちへの責任を果たすことを暮らしの中で少しだけ意識することの繰り返しが、未来の地球に繋がっていくと私たちTAMURAは考えています。
安くて便利なものや使い捨てのもの、楽しめるものを求めることはすべてが悪いことではありません。一つでもいい、何か未来に責任を持つ行動を選択するのも大切ではないかと考えます。その中でもTAMURAは生きていくために必要なもの、「水」について選択肢を提案しています。
 
ぜひTAMURAの未来への意思をホームページなどでご一読ください。
どんな「水」を求めているのかご理解いただけたら幸いです。


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