農大59日目 2024-01-12 ハウスの施工③

筋交いの施工

ビニールハウスは妻面に受ける風に弱い。筋交いを立てて補強する。筋交いは妻の曲管から、各曲管に当てながら地面の沈下パイプに固定する。

各曲管とは針金で固定する。

被覆資材

ビニールハウスの被覆資材は、ビニールとPO(ポリオレフィン)があり、ビニールの耐用年数は1~2年程度、POは5年程度であり、現在はPOを張る場合が多い。

POの注意点は、ビニールのように伸びないので、張るときは注意が必要である。無理に伸ばすと白く濁って透過率が悪くなる。また無理に伸ばすと破れやすい。

POの被覆

POをビニペットレールに取り付け、張っていく。張るときスプリングは音を立てないように丁寧に張る。

巻上げ換気装置の施工

直管の設置

前後の妻面の曲管に沿って斜めに穴を開け、直管を差し込む。

巻き上げ機を取り付ける

取り付けた直管に巻き上げ機を取り付ける。巻き上げ機にはビニールハウスの長さと同じ巻き上げパイプを取り付けておく。

ビニールを巻き上げパイプに取り付ける。

POをパッカーを使って巻き上げパイプに取り付ける。巻き上げ機を巻きビニールが開閉できるか確認する。

ハウスバンドの取り付け

ハウス上部のビニールがなびかないようにハウスバンドをバンド留め直管に固定する。

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