農大53日目 2023-12-26 農薬基礎③

農薬の毒性

急性毒性と慢性毒性がある。

急性毒性

吸引・摂取後すぐに毒性反応が現れる。

慢性毒性

体外に排出されるより多くの量を慢性的に毒素を接種し続けて、次第にまたはある量を堺に毒性反応が現れる。

農薬にまつわる法律

農薬はそれに関する法律とその管轄部署が複数存在するので、全てに抵触しないようによく確認する。

農薬取締法(農林水産省)

  • 無登録農薬の使用禁止

  • 農薬使用基準の遵守義務

  • 水質汚濁性農薬の使用規制

罰則

販売に係る義務違反→3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金(個人)、1億円以下の罰金。

使用に係る義務違反→3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金(個人)

毒物及び劇物取締法(厚生労働省)

  • 購入には住所氏名の届け出と捺印が必要

  • 鍵の掛かる場所に保管

  • 保管場所に「医薬用外毒物」「医薬用外劇物」と表示

食品衛生法(厚生労働省)

  • 残留農薬基準

  • 販売停止、回収・廃棄

  • 農産物検査の実施

その他の法律

食品安全基本法、環境基本法、水質汚濁防止法、消防法など

農薬登録制度

国(農林水産省)に登録された農薬だけが製造、輸入販売できるという制度。登録された農薬には番号が振られている。「農林水産省登録◯◯◯◯◯号」

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