見出し画像

Audibleの情報量にやられてる

audibleを始めた。通常1ヶ月無料体験のところが、2ヶ月になるキャンペーンがやっているとのことで。noteでフォローしている人が何人か始めており、その体験記なんかを読んでいて魅力を感じていたからというのもある。

用途としては、移動中やシャワー中の時間を有意義に使うため。片手間で何かしらの情報をインプットしておきたいのだ。タイパ至上主義ではないが、ぼーっとしている時間は好きではない。こんなことを書きながらYoutubeをダラダラ見たりしているのは若干の矛盾をはらんでいるのだが。どんなカスイ情報でもいいから、何かをインプットしたい、という欲に近いかもしれない。

今までは、こうした用途の音源としてpodcastとかYoutubeの教養系チャンネルを活用していた。何度か過去の日記で書いているけども、『ゆる言語学ラジオ』とか。エンタメと知性の割り振りが絶妙で、大好きな番組だ。

しかしながら、基本的には彼らをはじめこの手のいわゆる教養系番組のネタ元は、本になるわけで。原典である書籍を音声として聞き流すのも良いのかなと思い始めたのだ。この無料体験期間を通して、どちらのほうが自分のインプットにあっているかの試金石にしてみようかと。

まぁ、今のところはコスパを感じられてはいないので、よほどのことがない限り、この無料体験期間だけで継続はしないだろう。ゆる言語学ラジオは追っていきたいし。


もちろん、本気で勉強したいジャンル・良さげな本は、文字媒体(書籍)で読む。やはり情報の収集に当たっての最強の媒体は文字だと思っているので。音声は両手や視覚が使えない状況でもインプットできるという点では優れているが、どうしても処理に限界があるし、記録化(メモ)が難しい。

そして、自分のこうした「片手間のインプット」に、エンタメ系のコンテンツは絶対に入れない。アニメや小説、マンガやゲームは「ガチで」楽しみたい。そこに効率性を求めてしまうと何のために生きているか分からなくなるというか。自分の人生の根幹的な部分の否定に繋がりそうという恐怖感がある。

アニメとかをそんな感じで適当に見始めると、なんか最終的にはWikiやまとめサイトを読んで「見たこと」にしちゃいそうで…そんな虚無なエンタメの楽しみ方は絶対にしたくない。


変な焦り

一方で、新書やら自己啓発本やらは、情報を取得することに主眼をおいて描かれている。だから、なんの罪悪感もなく効率厨になれる。ということで、小説は除外して、気になった本をどんどんとライブラリに追加していっている。そして1.2~1.5倍速で聞いているのがここ最近。

書籍として購入・時間を消費するほどのもんじゃないけど、ちょっと気になるなという音声を中心に選択している。


最初は選び放題な状況にテンション上がって遠慮なくぶち込んでいたのだが、積み上がっていくライブラリに変な焦りを感じている。

あー、こんなにまだ聞いてない音声があるな。これは長いな、もうちょい短い音声を探そう。

そんな感じでライブラリに何を追加しようかで迷い、時間を取られてしまう状況が発生してしまっている。なんか本末転倒な気がする。そもそも情報量が多すぎるのがよくない。こんなに大量の本を無料で選べるなんて、ありがたいけど戸惑いもある。

完全にドケチな性根が出てきてしまっており、1つでも多くのコンテンツを無料期間に聞いてやろうとして焦りが出てきているのかなと。
「選び放題だから入れちゃえ、ドンドンと聞いてけ」という自分と、
「本当に今の自分が聞きたいものなのか、それは?」という詰めてくる自分とで対立する自己意識が鬱陶しい。


サブスクで選び放題×期間限定、という組み合わせだとこういう反応が起きてしまうとは。今までの人生でサブスクはもうずっと継続するつもりで契約するという行為しかしてこなかったので、自分のこの反応も新鮮で面白い。

無料体験期間が終わったら、Audibleの振り返りをnoteでも書こうかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?