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洗濯機を買い替えた

2019年5月に人生で初めてドラム式洗濯機を買ったのだが、どの時点でそう思ったのか、あまりきれいにならないと思うようになっていた。ホコリくずがやたらとつくのだ。

さらにあるときから乾燥すると異臭がつくようになった。引っ越しも関係してたかもしれない。とにかくにおう。塩素系洗剤で洗濯槽洗浄してもにおう。排水溝掃除屋さんがきた直後でもにおう。

排水溝の掃除屋さんに排水トラップはあるけど水が蒸発しちゃうから、水をカップ半分くらい洗濯パンに流すとにおいがつくのを防止できますよと言われ、繰り返し試してみるも効果なし。

縦型の洗濯機の方が汚れ落ちがいいというし、こんなににおうことはないだろうし、乾燥中に洗濯できないのも不便だし、乾燥途中で止めたくてもなかなかドアが開けられないのも面倒だし。

買ってからそんなに経ってないけど、耐え難い、縦型の洗濯機と乾燥機に変えよう、と決意したのが2021年。

家族も「これまでも壊れる前に買い替えてきたでしょ」「自由な発想で(≒好きにしたいいよ)」と同意してくれたため、設置エリアの幅・奥行き・高さを測り、電器店にカタログをもらいにいき、設置可能か検討した。

まずは、たとえ価格的に買えないとしても高級なものから見に行ってみよう、ということで、憧れの超高級洗濯乾燥機ミーレのショールームに行こうと思った。

しかし、ネットで搬入・設置可能なものかどうかを調べたら、建物の構造的に到底入れられないことがわかったので、ショールーム行きは中止した。

さらに、普通の洗濯機と乾燥機を入れるにも洗濯機置場の高さが足りないことが判明した。求めるスペックをもつもののうち、一番高さが低いものを選んでもちょっと空間的に高さが足りない。

中古マンション入居時のリフォームで高さのある洗濯パンを設置したのも高さ不足の一因となっていた。

洗濯パンの交換(リフォーム外注案件)、洗濯機置き場に収まるサイズの洗濯機と乾燥機選び、乾燥機を置く台選び、と、考え始めたら考えることが多すぎて、結局このときは買わずに放置してしまった。

そして、その後もずっとにおいを気にしながらすごしていたのだけど(わたぼこりはマメな糸くずの拭き取りなどで多少は改善していた)、2024年になり、そもそも洗濯パンの交換、洗濯機購入、乾燥機購入といちどにやろうとすることがハードルを上げていることに気が付いた。

まずは洗濯機の交換だけをすればいいのでは、乾燥は浴室乾燥と除湿機でなんとかなるし、最悪近所のコインランドリーにいけばいい、と思い立ち、電器店に行って、求めるスペックがある洗濯機のうち一番背の高さが低いものを購入した。

こちらはくさくならないですよと別のドラム式も勧められたが、初志貫徹で縦型洗濯機にした。

2024年3月末に購入したのだが、我が家にやってきた洗濯機は、2021年時に候補として考えていたものの後継&家電店オリジナル機能付き版だった(このnoteを書きながら手元にあった2021年のカタログを見て気がついた)。

今のところ、新しい洗濯機がとても気に入っている。きれいに落ちるし、くさくないし、綿ぼこりも気にならない。

干すのも大して手間と感じることもなく、乾燥後すぐにたたまなくていい点がむしろ気に入っている。

家族も実際のところにおいが気になっていたらしく、更新を喜んでいる。なんでもっと早く買わなかったんだろうと思いながら毎日楽しく使っている。

今回の洗濯機交換で、改めてタスクを小分けにすることの大切さを痛感した。そして、不便だな、いやだなと毎日思いながらなにかを使っているというのはQOLを著しく下げることを体感できた。

予算と状況が許すのであれば、そういうものについてはさっさと買い替えるべきだなと思った。

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