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ユズカオさんの棒針編み初心者向け漫画を読みながら棒針編みをしてきた

どういう経緯だったのかはよく覚えていないが、小学生くらいのときに、編み物に挑戦したことがある。かぎ針編みをしたら作っていたマフラー状のものはだんだん細くなっていくし、棒針編みもなんだかきれいに編めない。私に編み物はむかない、と思った。

それ以来、何十年もそう思って過ごしてきたが、実家のクローゼットにずっとしまってある色がきれいなために捨てられなかったセーターがずっと頭の中にあって、セーターとして着るにはいまいちだけど、あれをマフラーにできたら最高じゃない?編み物再挑戦してみる?と、ここ数年思っていた。

そんなとき、私が編み物についてつぶやいていたこともあり、自問自答ファッション教室同期のユズカオさんが、執筆中の棒針編み初心者向けの漫画を読んで体験モニターしてほしいと連絡をくださった。

チャンス!と速やかに飛びついた。話の流れで私一人の参加になりそうだったので、身近にいる編み物に興味がありそうな人…ということで連れ合いを誘ったら乗り気だったため、娘も連れて3人でユズカオ家を訪れ、棒針編み体験させてもらうことにした。

当日はちょこちょこ教えてもらいはしたものの、基本的に漫画を読むだけで編めた。実際に使うものを作りたいと思うたちなので、AirPods Proを入れるケースに仕立て上げた。

最後に漫画に書いていないゴム編みを入れさせてもらい、(漫画には描かれていた)持ち手をつけずに完成。連れ合いはちゃんと指示通りに作って持ちてをつけていたし、何なら私よりきれいに仕立て上げていた(トップ画像の緑の方)。

ヨレヨレながらも完成したケースとAir Pods Pro


小学生の頃、心折れた私でも編めて感激。昨今の棒針は2本がつなぐケーブルがあったり、いろいろと便利になっていることがわかったのもよかった。

これをほどいてマフラーにしたいんですけど、と持ち込んだセーターは、めちゃくちゃ糸がぼこぼこしていて、初心者にはほどくのも編むのも難しい代物だということが判明した。

ほどきにくいニットを、親切にも、我々が編んでる間にユズカオさんが小さなマフラーを作れる程度にといてくれた。もう少し練習を重ねたのちに、この難しい糸でのマフラーづくりに挑戦したいところである。

持続可能な生活(毎日8時間寝て4時間働いて週3日休んで貯金が増えていく)を目指しているユズカオさん(Xの自己紹介参照)のおうちはゆったりした空気が流れていた。

ゆったりと心地よい空間でゆっくり編み物をさせてもらうのはなかなか非日常体験体験で楽しかったし、全力で働く必要なんてほんとはないんだけどさ、と思いながら毎日ギリギリと働いている身としては、そのゆったり感に憧れさえもする。

ユズカオさんの生き方の模索はとても興味深い。今後どのような選択をしていくのか、引き続きX(旧Twitter)で拝見していきたいなと思う。

ユズカオさんのご著書は5月26日のコミティアで販売されるそう。棒針編み気になる!という方にはぜひぜひおすすめしたい。私も買って、今年の冬はマフラーを作り上げたいと思っている。



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