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”誰でも何でも生成AI発表会” 開催!

こんにちは、デジテック運営事務局のながおかです。
 
 最近生成AIと遊ぶことが増えてきました。
サムネイル画像も、Stable Defusionで生成してみました。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
イメージは、山口市にある中央公園です。

綺麗な緑の芝生が拡がり、スターバックスや、
図書館もありますYCAMを意識してみました。
特にYCAMは波の形をした屋根が特徴的ですが、
良い雰囲気で融合して気に入ってます。

皆様も、あなただけの故郷の一枚を描いてみてはいかがでしょうか。


さて、生成AIに因んだところで、
11月29日に、デジテック for YAMAGUCHI 交流イベント
”誰でも何でも生成AI発表会” がオンラインで開催されました!
 
今回は、イベントの様子を記事にてご紹介いたしますので、
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
 
イベントの内容は、5分という短い時間で、
業務問わず日常生活における生成AIの使い方や、
最近気になっている生成AIのサービスなど、
誰でも何でも自由に発表してもらうものです。

コミュニティアドバイザーでもあります、
水田千恵さんもご参加され、
発表後は感想や質問など、楽しく意見を交わしました。
 
今回、事務局の私の他、6名の方に登壇いただきました!
また、視聴者も43名と非常に多くの方にも申し込んでいただき、
大変関心の高いイベントとなりました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます!
 
さて、登壇者の皆様には、以下のテーマで発表してもらいました。
(私はさておき、)テーマを聞くだけで内容が気になりますね!
 
筆者:生成AIを使いたおした英語の勉強法
マコさん:生成AIでイラストから作る簡単Webアプリ作成
ヒロさん:pythonとAPIで繋げて遊ぶ
タカムクさん:学生こそChatGPTを使うべき!
ニシムラさん:Bing AI vs Bard -GASコード生成してくらべてみた-
トリベさん:AI Quest with ChatGPT
ツツイさん:クリーニング屋さんとChatGPT
 (登壇者名は、申込時にいただいたニックネーム名です)

さらに、視聴者の方にもイベントを盛り上げていただくため、
コメントとスタンプ機能を駆使して、
熱い思いをリアルタイムに投稿してもらいました。
 
それでは、各登壇者の内容を紹介します!
 

筆者:生成AIを使いたおした英語の勉強法


え~では、まずは私からです。
タイトルのとおり、英語を勉強する際に生成AIを使っておりまして、
具体的にはイメージが湧かない英単語を使って、
ChatGPT3.5に英文のストーリーを作ってもらいました。
それぞれ何も関連のない単語を5つくらい指定しても、
瞬時に作成しますが、その速さと正確さには大変驚きました。
 
ここで「文章が少し長い」「もっとミステリアスなストーリーにして」等、
ちょっとしたお願いも英語でやり取りすると、
より学習効果がUPすると実感しました。
間違っても一切恥ずかしくないですし、何度でもトライできますので、
生成AIならではのお得感を味わえます!
 
続いて、私が描きたいキャラクターの画像や街並みの風景を、
Stable Defusionで生成してもらいました。
勿論、この時も勉強なのでプロンプトは英語です。
 
瞬時に様々な画像を作成してくれる圧巻もありつつも、
指示したものが正しく表現されない等、試行錯誤もありました。
ただ、それもどんな指示の仕方だと、より明確に伝わるか考えれるので、
その試行錯誤すら楽しいものでした。

 

マコさん:生成AIでイラストから作る簡単Webアプリ作成


生成AIを活用してイラストからのWebアプリ開発手法を紹介しました。
イラストをAIに解釈させ、簡単なWebアプリへと変換する方法を
デモンストレーションいただきました。

イラストからアプリを生成するTldrawを活用し、
キーボードの絵を完成させる実践をしていただきました。
その出来上がったキーボードを叩くと、実際にコードにも反映され、
会場から大きな注目を集めました。

他にも、追加してEnterボタンを作るなど、
自由自在に操作されておりました。

自分が描いた通りに生成される画像生成やアプリが魅力的で、
今後より一層、活躍の幅が拡がる予感を感じさせていただきました。

ヒロさん:pythonとAPIで繋げて遊ぶ

続いてヒロさんの発表では、Pythonと生成AIをAPI経由で
連携する方法を紹介され、生成AIとの統合の便利さや面白さを
伝えていただきました。

画像生成AIで作ったイラストをアバターとして動かしたり、
話す内容をChatGPTに作らせたり、音声を生成したりと、
生成AIが盛沢山の内容でした!

加えて、多くの生成AIの処理があることから、
ボトルネックが発生して次の動作が遅れてしまうため、
予め発言する内容をスタックさせる等の工夫も盛り込まれてました。

AItuberに話をさせる実践に期待が高まる中ではありましたが、
ここで無念の時間切れ…

5分間という短い時間の恐ろしさと、
事務局としての企画力が試さることとなりました…

 次は、登壇時間をもう少し長くした上で、
じっくりAItuberの会話は見てみたいものです。

タカムクさん・学生こそChatGPTを使うべき!


大学生であるタカムクさんは、学生生活におけるChatGPTの
活用方法に焦点を当てました。

レポートの作成やアイデアの検討、数学の公式や英語小論文の添削等、
具体的な活用パターンが非常に豊富でした。

一瞬でエラー等のフィードバックをもらえたり、
これまでのデータを蓄積して傾向まで教えてくれたり等、
学生の皆様のシーンに合わせて分かりやすい事例を紹介いただきました。

さらに、生成AIがより効果的に学習をサポートするため、
条件を詳細に丁寧に示したプロンプトも印象的でした。

ニシムラさん:Bing AI vs Bard -GASコード生成してくらべてみた-

ニシムラさんは、Bing AIとBardの比較に焦点を当て、
GAS(Google Apps Script)コードの生成をテストしました。
メール作成シーンを想定して、両AIが生成するコード結果を可視化して、
精度や効率性を比較し、違いや特徴を示していただきました。

ただ、どちらもスライド1枚に収まる分かりやすいコードであり、
両者と上手く付き合っていくことの大切さも実感しました。

飼い犬であるワンちゃんのAI版も登場し、
今にも吠えてきそうなくらいリアリティがありました。

トリベさん:AI Quest with ChatGPT


トリベさんは、「やまぐち AI Quest ハンズオン講座 with ChatGPT」の
体験談を共有されました。
Jリーグの観客動員数を予測するモデルを作成するため、
ChatGPTを活用され、そのリアルな対話の様子を共有いただきました。

しかし、ChatGPTがお勧めを提案はするけど、
実際にChatGPTは対応できない、タイムアウトした等の困難もあり、
人間味溢れるAIとのコミュニケーションに注目が集まりました。

それでも、複数の有効モデルを気軽にトライアンドエラーできることや、
資料作成もそのままChatGPTにお任せして、
時間短縮できて効果を実感いただけたとのことでした。
 
やはり、AIと上手く付き合っていくには、
思いやりある優しいプロンプトが欠かせないと実感しました。

ツツイさん・クリーニング屋さんとChatGPT


そして最後に、ツツイさんはChatGPTを活用したメール文の作成や、
画像生成AIで好みのテイストに合わせたHPの写真を生成する等、
お勤めのクリーニング業務の効率化や顧客サービスの向上を
実現する可能性を提示されました。

業務を丁寧に効率化したい、センスある画像を瞬時に作成したい等、
目的に応じた具体的な使い方が印象的でした。
 
また、登壇時に活用した発表資料も、生成AIを使っているという
カミングアウトがあり、驚きを隠せませんでした。

さらに、私が画像生成AIで試行錯誤して描き切れなかったキャラクターを、CPT-4のプラグイン機能を駆使したMidjourneyで見事仕上げ、
私にとっては驚きの伏線回収も披露されました!

振り返り

今回、生成AIをテーマに限定したLT会ということで、
初めての試みでしたが、大変楽しく盛り上がったイベントになりました。

アンケートでも、「皆さんの発表内容が濃かった!」、
「身近な事例が多くて面白かった!」等、嬉しいご意見もいただきました。

今回限りでなく、また次回開催できればと思いますので、
その時は、皆さんぜひご参加の程お願いします!

勿論、登壇者としても大歓迎です!!!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!