マガジンのカバー画像

頑張れ ツーリズム EXPO ジャパン

10
「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」は、10月26~29日開催されました。 2025年大阪・関西万博に活気づく大阪で世界70ヵ国の国と地域、1,275の企業・団体が… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

Unique Venue Tourism(Tower Tourism)ユニーク ベニュー ツーリズム(タワー ツーリズム)

私は、子供の頃から旅先で最初に行く場所は、その地の最も高い所へ、という意識がありました。国内はもとより、海外でも、治安を意識すると、まずは高い場所から俯瞰して、アップタウン、ミッドタウンそしてダウンタウンを東西南北で位置をインプットして、街中を歩く、移動するようにしていました。ですので、国内の旅行先では、必ず、登れるのであれば、タワーの展望台を訪問していました。 当コラムでは、観光施設としてのタワー、エレベーターやエスカレーター等の手段を使って、登る展望施設、ビルの屋上や展望

Sports Tourism (スポーツ ツーリズム)

スポーツツーリズムに関しては、観光庁、日本政府観光局、スポーツ庁などが、方針や事例を紹介しています。しかし、ツーリズムEXPOで見てきた限り、体系だった展開にまでは至っていないのが現実で、まだ今後同じ自治体内での横連携や、競技は異なるものの、同じ会場だったり、施設が隣接していたり、また同じ競技ゆえの他地域の事例の学びであったり、できることはたくさんあると思います。 スポーツ庁さんのブースでは、武道ツーリズムをテーマの資料等も配布されていました。こうした試みが今後も継続されてい

Unique Venue Tourism(Imperial & National)ユニーク ベニュー ツーリズム(インペリアル& ナショナル)

Unique Venue Tourism(Imperial & National) 以下の宮内庁のサイトにある各訪問先、赤坂、京都の迎賓館は、すべて訪問、視察したことがあります。昔は往復はがきで、申込してから、当選するか否か、不安に思いながら、返信ハガキを待っていたこともありましたが、今はネットで申し込みができるようになり、本当に便利になりました。 最近、皇室関連、国の保有物件等がインバウンドのユニーク ベニューとして、取り上げられる機会が増えてきましたが、そもそも、日本人

Unique Venue TourismInfrastructure Tourism) ユニーク ベニュー ツーリズム(インフラツーリズム)

国土交通省でいうインフラとは、国や地方自治体が管理している道路や橋、トンネル、ダム、下水道、港湾、空港などの施設のこと。国土交通省は2016年から、様々な取り組みを行ってきましたが、まだ10年も経っていません。 日本のインフラの魅力の情報発信するため、日本政府観光局のウェブサイトや SNS 等を活用し、一般に公開・開放さ れている施設やインフラの情報について、海外への情報発信を継続はまだまだこれから伸びる分野だと確信しています! 2016年   全国各地で実施されるインフラ

Unique Venue Tourism(Stadium Tourism)  ユニーク ベニュー ツーリズム(スタジアム ツーリズム)

スポーツに関する博物館日本スポーツ芸術協会が運営する、スポーツに関する日本全国の博物館情報を集めたサイト http://www.sportsarts.gr.jp/museum/ 今回は野球場、サッカー競技場、ラグビー競技場に絞って、ご紹介します。 ネーミングライツで球場名が企業名になっている場合もありますが、自治体が所有、管理、運営しているケースと企業が所有、運営しているケース等、あります。 ①施設利用 ②見学コース・見学ツアー ③撮影利用 ツーリズムで、調べておきたいの

Sustainable Tourism (サステナブル ツーリズム)

Sustainable Tourism(サステナブル ツーリズム)は海外では普通に使われているワードのように感じますが、国内では、国連の「SDG」が、認知度が高いように思います。 今後、個人的には「サステイナブル」が、よりキーワードとして定着し、「サステイナブル〇〇〇」として定着していくと推察しています。 業界側の方も、旅行者側の方も、双方「サステイナブル」への理解と意識が高まっていけば、自然と、ツーリズムも「サステイナブル ツーリズム」が当たり前、となるようになるのでは、と

Cycle Tourism (サイクル ツーリズム)

今回、ツーリズムEXPOジャパンの会場で、四国や広島の皆様のサイクルツーリズムへの熱い思いが伝わってきました。 中央官庁からの施策、指針も充実してきた一方で、地方自治体、さらにはサイクリストの皆さんの方が、地道に積み上げてきた市場がサイクルツーリズムなのかもしれません。 すでに個別のサイクリング用のマップや関連資料の揃っている各自治体のブースが多く、事務局のスタッフも、外注ではなく、市や町の公務員の方々から、直接丁寧に説明いただくケースが多いのが特徴でした。 ユースケースを

Universal Tourism (ユニバーサルツーリズム)

ユニバーサルツーリズムを語る前に、まずは観光地自体、ユニバーサルデザインの街づくりがされているデスティネーションか、確認が必要です。 観光地として知名度、認知度をあげたい、と言っても、そもそも地元住民の理解と協力なくして、共存共栄はできません。 昨今生じているオーバーツーリズムやごみの回収の問題等は、まずキャンペーンだけでなく、この振り返りも同時に考慮する必要がありそうです。 総じて、デスティネーションがユニバーサル対応できていない中、旅行者に快適にお越しいただくという話は

Dark Sky Tourism (星空ツーリズム)

ツーリズムEXPOジャパンの会場で、『天文王国おかやま』のブースに立ち寄りました。「天文王国おかやま」誘客促進協議会(井原市 建設経済部 観光交流課内)のブースは、とても興味深く、色々な資料がありました。 また隣の東京都神津島のブースの方もご紹介してくれました。 星空ツーリズム 地元で星を見に行く小高い丘、プラネタリウム、JAXAの施設のある市や町、日本人宇宙飛行士の生誕の地など、調べなおしてみてはいかがでしょうか?ツアーの組み立て素材には、日食、月食、宇宙ロケットの打ち上

Night View(of the Factory)Tourism(工場夜景 ツーリズム)

Night View(of the Factory)Tourism(工場夜景 ツーリズム) ツーリズムEXPOジャパンの会場で、工場の夜景をテーマにブースを出されているエリアがあり、寄ってみました。静岡県富士市の方のご説明を伺っていて、とても面白いなあ、と思ったのと、以前テレビで、富士市の岳南電車から工場を撮影している番組を拝見したことがあったので、とても興味があり、以下情報をまとめてみました。 全国工場夜景都市協議会 2017年4月1日 設立 加盟都市 北海道室蘭市、千葉