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【イベントレポ】『はじめての「起業」「IPO」「M&A」を振り返る』を振り返る

どうも、株式会社デジタルキューブ、広報室のタカバシです。

先週の水曜日(3月6日)、宮城・仙台でデジタルキューブ主催のイベント『はじめての「起業」「IPO」「M&A」を振り返る』を行いました。

このイベントは、地方に拠点を持ち、成長中の企業の代表3名が、起業のきっかけから IPO や M&A を経て事業拡大に至るまでの経緯や経験を共有する場となりました。

デジタルキューブグループから小賀代表、ヘプタゴンの立花代表、そしてゲストとして株式会社manaby の岡﨑代表にご登壇いただき、それぞれのユニークな視点から起業のきっかけや想い、ビジネスの成長戦略について語っていただきました。

イベントは二部制+懇親会という形で行われました。第一部は 「起業しようと思ったきっかけとその助走」、第二部は「地方企業の成長戦略としての IPO、M&A」というテーマでのクロストークとなりました。

第一部「起業しようと思ったきっかけとその助走」

第一部は、起業前や起業してからの3年間がメインテーマでした。正面のモニターには起業から3年間の各社の沿革を映しながら、3人の代表に「起業しようと思ったきっかけ」「踏み出したタイミング」「最初のお仕事」など、お話を伺いました。

起業した当初は仕事が無く、子どもの保育園の先生に
「生活保護、補助が受けられますよ」と心配された小賀さん。
起業した当初は仕事が無く、テレビ番組の放送に合わせて
家業である農家の野菜をECサイトで売っていた立花さん。
高校の頃から「起業家になる!」と決めていたものの、
どんな事業で起業するのかは決めていなかった岡﨑さん。

参加者からは「起業する時、誰かに相談した?」「起業当初の会計や給与まわりの事務作業は面倒じゃなかった?」といった質問もあり、皆さんにお答えいただきました。ちなみに皆さん、バックオフィスの仕事について面倒だと思ったことはなく、それは「それが仕事だから」とのことでした。

僕から見ていて、3人の代表に共通していたのは「代表取締役という肩書きはどうでもよさそう」「迷いがなく、脇目も振らず取り組んでいる」、そして、皆さん「ある意味の鈍感力」を持っているということでした。起業してうまくいくために「ひたむきさ」は外せない要素なのかもしれません。

第二部「地方企業の成長戦略としての IPO、M&A」

第二部は地方企業の成長戦略をメインテーマに、株式会社manaby 岡﨑さんが経験、実感した TPM(Tokyo Pro Market)への上場について、株式会社デジタルキューブと株式会社ヘプタゴンの M&A についてのトークとなりました。

組織を大きくしていく上でこだわっていることだったり、人を採用する際に心がけていることだったり、本音のトークが繰り広げられました。

「新卒が企業文化を創る」と創業3年目から新卒採用を行った。

第二部も質疑応答の時間があり、いくつかの質問がありました。
中でも印象に残っているのはコミュニティに関する質問「良いコミュニティの見分け方は?」というものでしたが、「コミュニティへの貢献」を掲げているデジタルキューブグループ2社のそれぞれの代表の回答は以下のようなものでした。

立花「グローバルか? 最先端か? オープンか? というのが基準。本来であれば出会わない人に出会えるコミュニティは良いコミュニティだと思います」

小賀「良いコミュニティ、つまり興味がある、刺激がある、学びがある、というものが見つからないのであれば、自らが発起人となってコミュニティをつくるのもありです。自分でつくる方が、学びも深くなりますし、求める形に近くできますし」

本イベントは何かのコミュニティイベントではありませんでしたが、回数を重ね、コミュニティのような役割を果たす時が来るといいなぁ、なんて思いました。

最後は懇親会です。懇親会は、座っていた席をとっぱらって立食形式で行われ、みんなでワイワイと盛り上がりました。会場となった enspace さんにケータリングのご手配をお願いしたのですが、フィンガーフード中心のラインナップで、美味しいものが食べやすくて助かりました。ありがとうございました!

今回は、起業を考えている学生、すでに起業準備中の方、さらに事業を成長させたいと考える経営層や自治体の方など、様々な方にご参加いただき、お話をさせていただくことで深みのある楽しい会になりました。

どれくらい深いのか、潜ってみたくもあるため、ぜひ2回、3回と会を重ねられればと思いますし、他の地域でも開催できればと考えています。希望があれば伺いたいと思いますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ声をかけていただければと!

どこかでお会いする機会がありましたら、その時はよろしくお願いいたします。

それでは、また。

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