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DIGIDAYリサーチ:マーケターは「音声」を重要視してない

米DIGIDAYは、4月にカリフォルニア州サンタバーバラで開催したAIマーケティング・サミット(AI Marketing Summit)で、人工知能(AI)をマーケティングに応用することに関心を持つ37の企業のリーダーに話を聞き、音声マーケティングに関する彼らの計画について学んだ。AIがメディアバイヤーに取って代わる可能性についての以前の調査結果はこちらでチェックしてほしい。DIGIDAYの今後のイベント情報はこちらで確認してほしい。

ポイント

・米DIGIDAYがイベントで調査をした企業の43%は、音声マーケティングを実現するための技術に投資している。
・音声マーケティングの開発が優先課題だ、と答えたのは26%だけだった。44%は、消費者データの収集が音声対応デバイスのもっとも重要な機能になると考えている。

マーケターは音声マーケティングに踏み込もうとしている

ピュー研究所(Pew Research Center)の調査によると、米国人の約半数は、スマートフォンに搭載されているスマートスピーカーの音声アシスタントを使っていて、その存在をだんだん心地よく感じるようになっているという。調査会社ジュニパー・リサーチ(Juniper Research)は、米国内にある音声対応デバイスの数をおよそ4億5000万台と推定している。NPR(National Public Radio)とエジソン・リサーチ(Edison Research)による調査から、米国人の16%がスマートスピーカーを所有していることがわかっており、ジュニパー・リサーチはその割合が2022年までに50%に増加すると試算している

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