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インスタグラムショッピング 導入に成功した D2C 3社の事例

インスタグラムショッピングを利用するD2Cブランドが爆発的に増え、各社とも売上につなげようと試みている。

D2Cブランドにとって、現在でもインスタグラムとFacebookがカスタマー獲得とマーケティングのツールとして重要な存在となっている。ソーシャルプラットフォームにおけるカスタマー獲得コストが高騰するなか、各社ともダイレクトメールやテキストメッセージなど、代替となるマーケティングチャネルを模索しているが、インスタグラムはいまでも各社から支持されているのだ。

たとえば、ブオリ(Vuori)やラストライン(The Last Line)、マック・ウェルドン(Mack Weldon)といったブランドではマーケティング予算に占めるインスタグラムの割合を増やしている。インスタグラムのショッピングツールの採用に消極的な企業もある。実際、インスタグラムが大規模販売チャネルとして機能するかは未知数なのだが、これら3社では売上増につながる兆候が見られるようだ。

マック・ウェルドンの事例

メンズウェアのD2C、マック・ウェルドンのブランディング担当バイスプレジデント、ニコール・ウィリアムズ氏は、「ほかのマーケティングチャネルと比べれば、インスタグラムからの販売量は少ない。だが重要であることに変わりはなく、切り捨てるつもりもない」と語る。

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