3・11に寄せて(10年の月日が想い起こさせること)
今年も当たり前のように、3・11がやってきた。
地震には慣れていた。毎年、多少は揺れていたから。他の都道府県に比べれば地震は多く、慣れていたつもりだった。
しかし、『あの時』は違っていた。私は仙台駅の横に架かる陸橋の上で、渋滞の列に参加していた。
揺れは、緊急地震速報とほぼ同時だった。「橋の上だし揺れの大きいのも当然。」と思っていた。
・・・・が、長い。揺れが長い。そして大きい。
仙台駅からは、バキバキバキ・・とものすごい音がした。「・・・?これはやばいかも。」
おそらく誰も