見出し画像

パートナーが解離性同一性障害だってわかったときに、やったこととしちゃダメなこと



※おことわり:この文章はあくまで素人がDIDの人をパートナーに持ったことを綴っているものです。うまくその個性と付き合っていくために学んではいるつもりですが、決して専門家でも何でもないのでその点ご留意ください。


パートナーがDIDだってわかったとき

なんとなく、前に話したことなどを話題に出すと噛み合わなかったり、ニコニコしているけど誤魔化されているような感覚になったり。

相手のことがわかってくるのにしたがって、普段なら気づかないようなとてもとても小さな違和感が、先日の記事にあったように買い物の記憶がないということで一気に繋がって、合点が入ってしまった。

つい答え合わせを本人にしてしまって、答えてもらえたけど、パートナーさんは生まれてからずっと一人に見えるよう努力し続けていたはずなので、複雑な心境だったんじゃないかと今となっては思う。

とはいえ、大切な人の真実が知りたいという気持ちはおさえられなかった。
一方で、知られたくないはずなのにきちんと答えてもらえたのは、パートナーさん(みんなに)信用してもらえてるんだなという嬉しさもあった。

解離について調べる日々

突然フィクションの世界でしか聞いたことがない解離というものに、正直な話舞い上がってしまっていた。数々の映画作品などがセンセーショナルに取り上げるだけに、好奇心が刺激されたのはある。

ネットで著名だと言われる精神科の専門医の先生が書いた記事や論文を見たり、解離に関する書籍を購入して読んだりもした。解離性同一性障害の当事者だという人たちのブログや動画なんかもたくさん見て、勉強した。

どうも統合するというのが治療なんだと思い、USPT治療というもので対話しながら徐々に進めるのかなどと、中途半端な知識を入れてしまっていた。
それが、パートナーを追い詰めることになってしまった。

今でもこのことはとても後悔しているし、おそらくそのせいで解離が進んでしまい、相当なストレスにさらしてしまったと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?