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イギリス旅#1 セブン・シスターズとブライトン

セブン・シスターズの楽しみ方

今回は友人のドライブで連れて行ってもらった。ブライトン経由で鉄道+バスのアクセスも可能。
羊や、煙突のある石造りの家や、海の見える穏やかな景色のなかを1時間くらい走っていると、異国の田舎にきたなあとしみじみする。一本道がずーっと丘の先の町まで続いていて、ぼーっと眺めていたくなった。

セブン・シスターズの丘より

崖は全長5キロほどで、駐車場もいくつかある。ブライトンに近いところから降りてハイキングもできるそうだが、かなりハードなコースに見えたので最寄りの駐車場に向かった。
天気がいいと写真をとるモチベーションも上がるし、撮られる方も自然といい笑顔になる。イギリスはすぐ曇ったり雨が降ったりするので、天気に対する期待値は低かったが、この日は最高のコンディションでみんなと記念撮影ができた。
(丘の上に柵などはなく、また崖は海水で浸食されており崩れる危険性もあるため、あまり縁を歩きすぎないようにした)

旅の記憶に残したいこと

帰りに地元の小規模なマーケットに寄り道をした。観光地でもなんでもなくて、地元のひとしか来ないような場所になぜか惹かれる。
たぶん、ひとつにはもう一生来ないだろうなという「惜しい」気持ち、もうひとつにはディープなスポットでこそ町の文化とか価値観に深く触れられるという期待だろう。近いと思うが、旅先でたまたま、ネットで調べてもでてこなかった夏祭りがあると知って行きたくなる気持ち。
有名なでっかい崖を見た、というメインコースを彩るのは、香港からきたお姉さんがコーギーを触らせてくれたことや、マーケットに併設している市民会館のバザーで出品されていたあひるのイラスト刺繍(布?)がかわいかったこと、のど自慢大会レベルで決して上手いとはいえない英語の歌がずっと聞こえていたことなんだと思う。

いまここに書かなかったら、数年後には崖が白かったことと友人らと行ったことくらいしか覚えてないかもしれない。

ブライトンのおすすめご飯

ロンドンから向かうのであれば、鉄道にせよ車にせよブライトンを経由している。日本でいえば「鎌倉」くらいのポジションであり、今回訪問したご飯屋さんを記録しておく。

1. English's of Brighton

グーグルでは格式高そうな写真が多いが、ドレスコードはなく、カジュアルに楽しめるシーフードレストランだった。
Tunaのステーキと、その日の魚料理で頼んだSea Bass(スズキ)が美味しかった。一人前£39のCold Platter(マグロの刺身、エビ、ムール貝、アサリ?、サーモン、生牡蠣のセット)を三人前頼み、かなりのボリュームで皿が運ばれてきたときは焦ったが、Soy Sauceがお店にあったのでより美味しくいただくことができた。
お会計への不安から、事前に豚骨ミニラーメンを食べてから向かったが、ひとり£50ほどで収まった。店員さんが優しく、「Lovely」を連発するひとで好印象だった。

2. Goemon Ramen Bar

誇張なしで、イギリスで一番美味しいラーメン屋だと思う。
一番人気は博多とんこつ風の「Tokyo Tonkotsu」だが、味噌も美味しい。そしてチャーシュー丼やからあげ、餃子も美味しい。三苫の試合がなくても、ここのラーメンのためにブライトンに来る価値がある。
ロンドン市内のラーメン屋と比べて、とにかくスープが美味しい。
イギリスでは手の届く価格帯で美味しい寿司屋には出会えないと諦めているが、ラーメンは大丈夫だ。


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