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GWはワーケーションしない

誰かができないとかしちゃだめだとかじゃなくてあくまで自分の話です。

年がら年中ワーケーションしている自分もワーケーションも旅行もしない期間があります。それがゴールデンウィークです。今年のGWはワーケーションするつもりがありません。というか今後もすることはないでしょう。

今回はそんな自分の話を雑記っぽく書き連ねたいと思います。


ゴールデンウィークに旅行やワーケーションしない理由

理由は明白で次の通り。

  • 宿泊施設が高い

  • 予約が取れない

  • どこ行っても混んでる

  • 渋滞しんどい

このあたりの理由は誰しも想像できることだと思います。昔からGWはほとんど旅行していない。それ以外にもイベント屋特有の事情もあります。


イベント屋的に仕事が埋まることも多い

かつてGWはエステのコンテストの合宿、大型博覧会、アイドルの企画展、音楽フェスなどをやっていました。毎年とてもじゃないけど旅行という状況ではありませんでした。

BtoC(一般のお客さんの向け)イベントは気候も良く、イベント屋にとっていわゆるかき入れ時になりやすいです。

一方BtoB(企業向け)イベント領域でもこの時期忙しくなりがちです。

3月末は企業の決算になることが多く、その後の5月、6月はキックオフミーティングなどが開催されるます。キックオフミーティングとは「昨年度はこんな感じだった→分析→だから今期はこんな目標で頑張っていこうね会」のことです。

あと記者発表系イベントも多い印象です。

4月5月は新製品、新サービスが発表されやすく、それに伴って発表会イベントが開催されます。ジャンルで言うと夏向け商品やボーナス商戦向けの商品が多いんですかね。

そもそも年度初めの春が物事のスタートを切りやすいんですよね。イベントというもの自体「節目」で行うものなので忙しくて当然かもしれません。一般的にイベント業界の閑散期は「にっぱち(2月8月)」です。
※自分は8月がもっとも忙しいですが、、

そんなこんなでGWはその準備で忙しくなることが多く、ゆっくり休む期間というイメージがありません。ぽっかり空くと「おやっ?」って気分になります。


経営者としても案外忙しい

自分も一会社を経営する立場なんですが、一般企業と同じような事情があります。そう、会社の決算です。弊社は2月末なんですが、4月はただでさえ忙しい時期なのに1年の精算をしないといけなくなります。

イベント業の精算はハードで得体の知れない経費がわんさか。

領域が広く特殊なため、手配物がほんとに多岐に渡ります。この時期は「これ何用の何?」なんて会話があちこちで聞こえてきます。GoogleカレンダーやクレジットやAmazonの購入履歴をひっくり替えして確認しないといけません。め、めんどくさい、、イベント業は一人で年間10案件ぐらい担当してたり、逆に複数人で1案件を担当することもあるので経費精算はより複雑です。

あ、普段からコツコツやればいいんですよね。分かってるんですがつい溜め込んでしまうのが精算。。ということでこの時期はさらにしんどい。

自分の精算だけじゃなく、社員の領収書の精査、精算金の対応なんかもこの時期にやります。当然会社なので会社間の請求書と入金の確認、お手伝いしてもらった会社への支払いもちゃんとなされているか、個人の場合は源泉の計算が合っているかなど、この時期は税理士から質問攻めにあいます。

2月末で締めて4月末で決算処理、5月には確定した税金の支払い、役員報酬の決定、社員の昇給給与設定、自分自身の役員報酬の決定を行います。

ただの経営者の愚痴になるのでほどほどにしましょう。。

そんなこんなでGWは案件業務がなくても細かい雑務を延々とやっています。暇だった試しがありません。

不定期なイベント業でかつ小規模経営者なので「休み=完全にOFF」という感覚がそもそもありません。自分に限らず中小企業の経営者やフリーランスの方は似たようなもんじゃないですかね。


そうじゃなくても旅行しない

話を戻しましょう。皆さん旅にどんなことを求めてますか?

「非日常感」

そう考える方多いですよね。自分もそう思ってます。
そしたらわざわざ旅行しなくても東京にいても味わえます。GWの人が少ない東京はゴーストタウンみたいで面白いですよ。これはこれで非日常です。自分の住んでいるあたりはオフィス街っぽいエリアなのでこの人の少なさはむしろワクワクします。

そして人は少ないですが、お店はやっているのでまったく不自由がない。快適すぎて最高です。

あといいのが仕事の調整しなくても無駄な連絡がこない。GWは最も自分のペースで仕事できる期間。GWにガッツリ仕事して平日に余裕を作る。で、平日にワーケーション。これ最強にコスパのいいスタイルだと思います。


まとめ

いつもワーケーションの話をするとよく周りから「ズルい!」とか言われるのですが、こちとら早朝でも深夜でも土日でもGWでも仕事してますからね。全然ズルくないです。どの中小の経営者、フリーランスもそうだと思いますが、労働時間で言ったら一般的な会社員よりむしろ多い方と思います。労働環境は真っ黒黒のブラックです。

自分がワーケーションというスタイルに行き着いたのは、仕事のスケジュール調整を効率的に行った結果、ライフワークバランス、QOLを追求した結果だと思ってます。

ワーケーションって「新しい旅の形」とか言われてますが、結局快適に仕事できる環境を求めつつ、環境を変えて仕事に刺激を注入し続ける自分のようなワーカホリックのための施策なのかも知れないなと思いました。

そして今年も確実に会社でたんたんと仕事していることだと思います。

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