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相手の頭の中を形にする仕事には、インタビュー式のコミュニケーションが効く。

風が吹けば桶屋が儲かる

この言葉を聞いたことがありますか?

実は、数年前にNHK文化センター様で開催した
インタビューの技術でビジネスがうまくいくよ!
という趣旨の講座の中でお話したことがあります。

これは「風が吹けば桶屋が儲かる」とは違うよ。
と伝えるために使いました。

そのときに改めて「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が
面白いな~と思ったので簡単に説明しておきますね。

これは江戸時代の小噺が元になったことわざのようです。

風が吹いて桶屋が儲かっちゃう流れはこうです。

  1. 強い風が吹く

  2. 土埃が舞う

  3. 土埃が目に入って失明する人が増える

  4. 失明した人が生計を立てるために三味線を弾き歌うようになる

  5. 三味線の需要が高まる

  6. 三味線をいっぱい作る

  7. 三味線の材料にされちゃう猫が減る(シクシク…ねこチャン…)

  8. 猫が減るからネズミが増える

  9. ネズミが食料を保存しておく桶をかじるから桶の需要が高まる

  10. 桶を新しく買う人が増える

  11. 桶屋が儲かる

面白いけども
風が吹いてから桶屋が儲かるまでの道のりが長い!!

なぜこの話を講座の中に入れたかというと
「インタビュ」=「ビジネス」
が結び付きにくいかな~と思ったからです。

でも「風」=「桶屋」ほど遠くないよ…
と話したかったからですね。
(小噺が面白かったせいもありますが)

インタビューは
・相手の話に耳を傾ける
・質問で深掘りする
が基本です。

これができると相手の方は
「自分の話をしっかり聞いてくれる人だ」
と好感度がアップします。

さらに深掘りして内容を理解した上でビジネスの提案ができるので
「自分が望んでいることをちゃんと形にしてくれる人だ」
という信頼感も生まれます。

さらに提供した商品やサービスへの満足度も高まります。

・好感度が高い
・信頼度が高い
・満足度が高い

この状況から生まれるものは何でしょう?

リピートです。

そして紹介です。

リピートと紹介が増えると
めちゃくちゃ営業を頑張らなくても仕事が回っていきます。

これってすごいことだと思いませんか?

もちろん、確実にリピートや紹介があるわけではありません。

実際の商品やサービス、料金も関わってきますからね。

でも、わたしはできれば好きな人と仕事がしたいです。

あなたはどんな人と仕事がしたいですか?


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