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初対面の方とのコミュニケーションが苦手な人にオススメの名刺活用

初対面の人と会ったとき、
何を話せばいいのかわからない…
言葉が出てこない…
と、コミュニケーションに苦手意識を感じている方にオススメなのが名刺の活用です。

活用というよりも、名刺に助けていただく!という感じですね。
それは、名刺に相手の興味を引く内容(ネタ)を加えておく方法です。

フリーランスになったばかりの頃、
わたしはなんとかお仕事を得ようと
様々な異業種交流会に参加しました。

しかし、わたしは人見知り……
交流会に参加しても、どうやって話をすればよいかわかりませんでした。

そこで、名刺の空欄に手書きでひとこと書き加えてみたのです。

独立した当時は東京に住んでいたので
「岐阜県生まれ岐阜県育ち」と書きました。

その他に好きな言葉を書いたバージョンもありましたが
一番反応が良かったのは出身地を書いたバージョンです。

ただし、今は岐阜に住んでいるので使えないネタですが……。

初対面で名刺交換をした時点では、
お互いに相手の情報はゼロです。
話の糸口を名刺の中から探そうとします。

だから、糸口になりそうなネタを添えておくことで
相手はその話題を振ってくれるわけです。

「岐阜県生まれ岐阜県育ち」
と書いていたときは、相手の方が

「岐阜なんですね……岐阜は行ったことないんですよ。高山には行ったことあるですけどね」
とお話くださり
「実は、高山は岐阜県にあるんですよ~😆」
とお話を進めることができました。

その他にも
「岐阜ってどの辺りでしたっけ? 和歌山の(東京から見て)向こうでしたっけ?」
「和歌山の向こうは……海ですね😆 名古屋の近くです」
という話になったり

「前の会社で岐阜の営業所で働いていたことありますよ」
「どの辺りにいらっしゃったんですか?」
なんて話になったり

『岐阜』という情報だけで
相手の方から話し掛けてくれるのです。

そこから話を広げるのは、最初の話題を探すよりもずっと楽です。

ご自身の名刺を作っていらっしゃる方は、
相手が話題にしやすいネタを内容に盛り込んでみてください。

会社支給の名刺など、アレンジができない場合は、
手書きで書き加えてみてください。

余談になりますが、
この「ひとこと付け加える」がとても良いと感じていたので
10年くらい前に
名刺に貼るひとことシールを作るシールを作るサービスをはじめようと思ったことがあります。

サービス名は『名刺~る』
試作品も作って、自分の名刺に貼っていました。

が、結局正式リリースせずに終わりました。

理由はシールを100枚の販売価格が10,000円くらいかかっちゃったからです😅

内容によりますが、名刺を100枚作るのにかかる費用が1,000円~3,000円くらいだと思います。
シールだけで10,000円はちょっと高すぎる……と、断念しました。

今はシールももう少し安価に作れるかもしれませんけどね。

さて、わたしの事業企画が頓挫したことはともかく、
名刺にネタを盛り込むのはとても有効です。

どんなネタがよいかわからない場合は
手書きで何パターンが用意をして
反応のよいものがわかったら正式に名刺に入れるといいかもしれません。

自分から話題を振るのが難しい……
と感じている方は
相手がツッコミを入れたくなるようなネタを
名刺に仕込んでみてくださいね!

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