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ルースで購入することジュエリーで購入すること。

今回も完全に個人的な感覚ですし、どちらが良い悪いというものでもありません。デメリットに関しても否定したい為のものではなく「可能性はある」程度であることを先に述べておきます

ルースで購入すること、ジュエリーで購入することのメリットデメリットを
私に思い付く範囲で書いていこうと思います。

私はルースで購入することがほとんどなため、
メリットデメリットの比率が不公平で申し訳ないです。

ルースで購入するメリット

①安い。
②中古という概念がない。
③傷の有無が分かりやすい。
④自分の好きなように組み合わせ、デザインできる。
⑤そのまま眺めているだけで幸せ。

①安い:

このご時世、どんなカラーダイヤモンドも高騰気味なので決して安くはないですが、
ジュエリーで買うより、デザイン料や小売店手数料等の流通経路が少ない分、やはり安いと思います。
もちろん、どこで買うかでも変わってくるとは思いますが。

②中古という概念がない:

ダイヤモンドは鉱物です。
完成した(?)時点で何億年前のものですから、
どこを新品とするか不明です。
もちろん、採掘されたばかり、カットしたばかり、という新品はあると思いますが、
基本的にジュエリーから取り外したものであっても、
割れたり欠けたりしていない限りは価値が変わらないことはよく知られています。

③傷の有無が分かりやすい。:

世界で一番硬くモース硬度10、と言われるダイヤモンドですが、
一定の方向に割れやすい性質があるため、欠けることもあります(モース硬度は、引っ掻いたときの傷付きにくさ。)。
傷や欠けの有無は、ルースなら丸裸ですから、お店の方に聞けば教えてもらえます。
ご自身でもルーペで見れば分かるかと思います。

④自分の好きなように組み合わせデザインできる。:

どんな色とどんな色のどんな組み合わせも無限!自由自在!
「こんなの欲しい!」をそのまま叶えられるのが、ルースの良いところ(* ´ ▽ ` *)♡
←私がルースで買いたい理由は一番ここです。あーがいいかなこーがいいかなとやっている時間が一番幸せ(*´艸`*)

⑤そのまま眺めているだけで幸せ。:

ルースケースに並べて眺めているのも幸せです(* ´ ▽ ` *)
カラーダイヤモンドは、そこに存在するだけで完成された芸術品です。


ルースで購入するデメリット


Ⅰ・すぐ身に付けられない。
Ⅱ・ジュエリーにしたくても、どこにどう頼んだらいいか分からない。ルースのまま置いておいてしまいそう。
Ⅲ・ルースのままでは無くしてしまいそう。

3つしか思い付きません…

Ⅰ・すぐ身に付けられない。:
そうなんですよね。すぐには装飾品になれない、一手間かかるルース。
でもそれが愛しかったり…しませんか?
自分の望む形に変えられる、この可愛らしさ…♡


Ⅱ・ジュエリーにしたくても、どこにどう頼んだらいいか分からない。そのまま置いてしまいそう。:
ルースで購入するのはめんどくさいイメージもあるかもしれませんね。
さくっとジュエリーにしたい場合は、
ダイヤモンド専門店や宝飾のお店で購入なさったなら、必ず懇意にされている職人さんやお店がありますし、
そのお店が加工もなさっている場合も多々あります。ぜひ聞いてみてください。

フリマアプリ等で個人の方から譲ってもらった場合も、恐らくその出品者さんがいつもお願いしているお店があると思います。


Ⅲ・ルースのままでは無くしてしまいそう:
私も一体何度飛ばして冷や汗をかいたことか。
ありがたいことに無くしたことはなく、全てなんとか見付かってくれていますが。

そうならないようにするには、例えば
・ルースケースから出す時はできるだけ低い姿勢低い位置で出す。
転がって床の木目に同化していた、なんていうこともありますから、
・床に白い布や画用紙を広げた上で、そっとピンセットで摘まむのが一番安心かもしれません。
とはいえ、床にひざまずいて広げるのはなかなか現実的ではないので、
・周りに転がっても大丈夫なよう、できるだけ何もないところでケースを開けるのが安心かなと思います。

・ルーペで見るときには片目でなく両目開いて見る、というのも重要なようです。プロの方はそうなさっているようです。

私がそうなのですが、小さな小さなメレルースなんか、「加工をお願いするまで絶対開けないぞぉ」と思うのですが、
太陽光で見てみたいとか、手に乗せてみたいとか、写真を撮りたいとか、そんな欲望がどうしても出てきてしまうんですよね😅
そんな際にはどうぞ慎重に楽しんでください(* ´ ▽ ` *)

ジュエリーで購入するメリット


①すぐ身に着けられる。
②好きなデザインで選べる。
③探すだけでもキラキラで綺麗でワクワクする。
④お得だったりも?

①すぐ身に付けられる。:
これはもうそのまんまですね。
ジュエリーですから、購入した、受け取ったその瞬間から身に付けて楽しむことができます💕

②好きなデザインで選べる。:
デザインに一目惚れ😍もありますよね。
私自身ジュエリーで購入していた頃はデザイン重視でした。
CDで言うジャケ買い(死語ですか?もう言わない??)みたいな感じ?
色味とデザインに惹かれて買っていました。
デザインが好きなら、違うルースをマウントし直して楽しめるのもまた魅力🎶
※ルースサイズが合うかどうか、製作可能かは、お直ししてくださる専門家さんにお聞きください。

③探すだけでもキラキラ綺麗でワクワクする。:
ブランドノーブランド問わず、様々なデザインのいろんなジュエリーは
見ているだけでも目の保養(*´∀`*)
これが私のだったら💓なんて妄想するのも楽しくて楽しくて時を忘れてしまいます(*´艸`*)

④お得だったりも?:
これは中古市場でのお話です。
中古市場では、結構お安めに設定されていることも多々あります。
ルースで買うよりお得だったりもしますし
中石に惹かれてジュエリーを買ったら地金とメレダイヤまで付いてきた、みたいな感覚になることも…(* ´ ▽ ` *)?

ジュエリーで購入するデメリット


Ⅰ・ルースの傷や欠けなどが分からない。
Ⅱ・どんな風に製作されたジュエリーか、分からない。
Ⅲ・細工されている可能性も?

これで考え付くデメリットは、書いてみるとなかなか怖かったです。

Ⅰ・ルースの傷や欠けなどが分からない。:
たまに売られている、傷や欠け有りのルース。
そんな際に売り文句としてよく見るのは、「欠けの部分を爪で隠せば大丈夫」。
そう、ジュエリーになっていると、ルースを金属で囲ったりして固定するため、隠れる場所ができます。
その部分がどうなっているのか?は、作った&依頼したご本人しか知り得ない事実。

もちろん、それもきちんと記載してくださっている誠実なお店、出品者もおられます。

傷や欠けは、鑑定書やソーティングに記載されません。
欠けた後に取られた鑑定書なら、プロット(図)に記載があるとは思います。
ソーティングや鑑別書では何の情報もありません。
↓過去にジュエリーからの外し石をソーティングに出したものです。「傷欠けあったら教えてください」とお願いしたら、「Cavity=窪み」の付箋を付けてくださいました。



Ⅱ・どんな風に製作されたジュエリーか分からない。:
どんな意図で製作されたジュエリーか分からない、ということ。
もちろん、丁寧に作られたものがほとんどでしょう。
ですが、採算重視で適当に作られたものもあるようです。
爪が少なかったり、台座とルースが合っていなかったり、中古なら使用するうちに歪んでいたりすることもあるかもしれません。
着けている途中で壊れたら?ルースが外れてしまったら?悲しすぎる😭
ジュエリーこそ信頼できるお店で買う、もしくは作っていただく方が間違いない気がしています。

Ⅲ・細工されている可能性も?

↑のように鑑定書がなかったり、鑑定書のカラーとズレズレだったり、見知らぬ鑑定書だったり…。
画像だけでなく、ジュエリー自体にも色加工されていたりすることがあるのだそうです。
メルカリに出しておられるお店に鑑定書とカラーがずれたジュエリーがあり、「これは何か細工がありますか?」との質問に「台座に色が付けてあります」との回答を見かけたことがあります。

ルースはもちろんですがジュエリーは尚更慎重に、
信頼できる鑑定書が付いているものを、隅々まで見た上で、
(できることなら信頼できるお店で)たくさん質問して納得してご購入なさる方が、安全に購入できる気がします。

色々書いてきましたが、ジュエリーであれルースであれ、
一番大切なのは「その子に心が動くか?」「キュンとするかどうか?」です。

安全でさえあるなら、どれであっても素晴らしい♡
と思っています。

素敵なカラーダイヤモンドとご縁がありますように(*´∀`*)💓

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
♡→❤️にして頂けると嬉しいです💕

お気に召して頂けましたら、サポートしていただけると嬉しいです(*´∀`*) 安全にカラーダイヤモンドを楽しんでいただけますように😊💕