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忍び寄る、合成ダイヤモンドの恐怖。※途中まで無料でお読み頂けます。

2018年9月。
世界中のダイヤモンドを牛耳ってきたと言っても過言ではない「デビアス社」↓
https://www.debeers.com/en-us/home

が、合成ダイヤモンドジュエリーショップ「LIGHTBOX」↓
https://lightboxjewelry.com/
を立ち上げました。
 
合成ダイヤモンドとは「ラボグロウンダイヤモンド」とも呼ばれ、
キュービックジルコニアや、モアッサナイト等の「模造(偽)ダイヤモンド」とは全く異なります。
 
天然ダイヤモンドと同じ炭素の元素を持ち、
天然ダイヤモンドが生成されるのと同じ、高温高圧の環境を人工的に作って成長させた、
まさに「LAB-GROWN(laboratory-grown)、実験室育ち」のダイヤモンド。
 
↓詳しくは、こちら。
https://lightboxjewelry.com/pages/laboratory-grown-diamonds
 

デビアスが、LIGHTBOXを立ち上げるまでも、合成ダイヤモンド、というものは存在していました。

 ※GIAによる合成ダイヤモンドの歴史の記事↓
https://4cs.gia.edu/ja-jp/blog/%e5%90%88%e6%88%90-%e3%83%80%e3%82%a4%e3%83%a4%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%83%89-%e3%81%a8%e3%81%af-%e4%bd%95%e3%81%8b-2/


しかし、その用途のメインは工業だったようですし、
ジュエリーとしては日陰の存在、「所詮天然ダイヤモンドの紛い物」という立場。
 
それが、デビアスによる合成ダイヤモンドショップの誕生により、
一気に「気軽に楽しむ、ファッションとしての合成ダイヤモンド」という位置に来たように感じます。

 
LIGHTBOXの価格設定は、とても明快。

1/4カラット=0.25ct=200ドル。
1/2カラット=0.5ct=400ドル。
3/4カラット=0.75ct=600ドル。
1カラット=1ct=800ドル。
重量によって比例する、分かりやすい価格スタイル。

色は、クリア/ピンク/ブルーがあり、
価格はどれも同じ。これはルースの価格。
これに地金の料金を加えて、リングやペンダント、ピアス等、ジュエリーの価格になります。
とてもシンプル。
 

DE BEERS社のLIGHTBOXから半年後、
日本にも「SHINCA」という合成ダイヤモンド専門店ができました。↓
https://shinca-shop.jp/


もしかすると、日本では合成ダイヤモンドはまだメジャーとは言えないかもしれません。
ダイヤモンドと言えば天然ダイヤモンドに決まってる。
でもそれは、治安のいい日本ならではかもしれません。
 
そしてお隣中国。
ここは、合成ダイヤモンド大国。
↓中央宝石研究所が中国の合成ダイヤモンド工場を訪問、調査に行った話です。中央宝石研究所HP。
https://www.cgl.co.jp/latest_jewel/tsushin/35/53.html
 
↓こちらは、GIAのHPより、合成ダイヤモンドについて。
https://www.gia.edu/JP/gia-news-research/manmade-diamonds-questions-answers
 

ここから分かることは、合成ダイヤモンドを作る技術がますます進歩していること。
ますます天然ダイヤモンドに近付いていること。
ますます天然ダイヤモンドと区別がつかなくなっていくこと。
 

上記のリンクは、GIAや中央宝石研究所、と言った、鑑定機関です。
 
 
鑑定機関はその名の通り、その鉱物が何であるかを鑑別、ダイヤモンドについてはその品質を鑑定する機関。
これを通過されてしまったら(=合成ダイヤモンドを天然ダイヤモンドだと認識してしまったら)、
自社の信用に関わるわけですから、鑑定する側も必死です。

ここから、少しグレーといいますか、ここ1~2年これはまずいなあと思っていることを具体的に書きたいので、
安全のため有料記事とさせていただきます。
大変申し訳ありません(。-人-。)

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