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2月25日 知識労働者と経済体制

#ドラッカー #365の金言 #2月25日 #資金ではなく知識が統治の主体となったとき資本主義とはいかなる体制を意味することになるのか

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。


“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

本日のテーマ #知識労働者と経済体制
そして、今日のAction Point= #あなたの組織では仕事に高度の知識が必要な人は何 %ぐらいいますか #彼らをパートナーとして扱ってください

ドラッカーは「知識労働者は、すべて企業家として行動しなければならない。知識が中心の資源となった今日においては、トップだけで成功をもたらすことはできない」(「創造する経営者」)と語る。

組織の生存は知識労働者の仕事ぶりによって左右されるからである。最高の知識労働者を惹きつけ留める力こそ、最も基礎的な生存の条件である。

ドラッカーに感銘を受けたユニクロ、ファーストリテイリングの柳井会長は、「社員全員が個人商店主(=知識労働者)であるという意識を持て」「全員経営」を掲げている、とのこと。

資本ではなく知識が統治の主体となったとき、資本主義とはいかなる体制を意味することになるのか。

どうしても知識、智慧ある知識労働者というと、頭でっかちで机上の空論ばかりで現場を知らず、、、みたいなことが起こりがち。それを、例えば、ユニクロさんなら、「店長が事業の主体で、本部はそれをサポートする役割」と組織のヒエラルキーを店長に変えるなど組織を変えておられるし、イオンの吉田新社長も「現場が本部に物申せる、逆流型の組織にしなければ」と取り組まれて、「現場の機動力が高まってきた」と2月22日の日経MJ紙上で語っています。つまり、

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知識労働者が現場で思う存分采配を振える組織になれば、強い組織に変わります。そして、どの企業も今、その体制へと変わりつつあります。あなたの組織はいかがですか?

今日もやっていきましょう!



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