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知識は急速に陳腐化する。そして競争に伴う圧力と精神的ストレス 5月9日 The Center of the knowledge Society 知識社会の中心の問題

今日のテキストは、1995年発刊『未来への決断』とあるけれど、該当箇所が不明です。

「知識は力なり」と言います。知識を持つ人たちは社会や組織においてはリーダーとならなければならない訳ですが、知識に伴う責任を要求されます。つまり、知性と価値観と道徳観が要求される訳です。

ところが、残念なことに知識層、と言われる方々の中には、知性と価値観と道徳観が備わっているとは思えない人物も少なくないのです。

そうした人物が権力を独裁的に振るうことで、おかしくなってしまう組織をいくつも見てきました。願わくば、リーダーたる方々においては、知性と価値観と道徳観を学び続けていただきたいと思う次第です。

さて、本日 #5月9日  木曜日。
今日の #ドラッカー #365の金言  
テーマ 
#The_Center_of_the_knowledge_Society
#知識社会の中心の問題

本日の金言:
#知識社会では教育が中心の問題となり学校が中心の組織となる

ACTION POINT :
#学ぶことを今日から習慣にしてください

長い歴史を通じ、あらゆる職種において、18〜19歳までの5年から7年の従弟時代に学んだ技能によって、一生職人としてやっていくことができた。今日では、学校教育によって、理論的分析的な知識を身につけなければならない。仕事に対する姿勢とアプローチも昔とは大きく異なる。何をおいても、継続学習の習慣を身につけることが必要となっている。

知識社会においては、豊かさが実感できるものの、高い代償を伴う。それは競争に伴う心理的な圧力と精神ストレスです。

塾に行かなければ有名大学に入れず、良い就職ができないから、と都市部の子どもたちは強いストレスにさらされています。このプレッシャーは、学習の目的を学ぶ喜びから変容させ、勉強嫌いの子供達を産んでいます。有名大学に進めるのは富裕層の子供だけとなり、社会階層の固定化が進めば、新しい身分制を生むことにもつながります。

激しい競争は、多くの「燃え尽き症候群」を産みます。通勤時間帯を見てください。生き生きと楽しそうに組織へ向かう人がどれほどいるでしょうか。40代、50代男性たちの中には、惰性で勤務するだけでの人、燃え尽きてしまっているように見受けられる人が少なくありません。

世界最高峰のMLBは超競争社会です。たとえ高額契約しても、成績が残せなければ、契約期間にかかわらず、DFAもある世界です。今シーズン始まったばかりですが、すでに契約を切られる選手も少なくないのです。しかし、そんな環境でも、今季、早くもホームラン数1位となるなどプレイを楽しみながら、結果も残している大谷翔平選手。彼の姿が眩しく見えます。

スポーツ界のみならず、インフレが急速に進む現在、誰もが超競争社会にある、といっても良いかもしれません。貢献と自己実現の場がありますように。

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