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変革の触媒-デジタルな振る舞いキャンプEssential ターム4-2

私生活でのデジタルツール導入から1週間経ちました、Dhukaです。
手帳も引き続き使っていますが、ブレスト用のメモと気が向いた時の日記と出かけた時に記念スタンプを押す雑多ノートになりつつあります。
でもこれはこれで使い続けたいです。

そもそも何でプライベートでDXしたのかというと、会社でDXを進めるにあたり、まずは自分で試したら他の人にとってもハードルが低くなるんじゃないかと考えたからです。

大筋は前の記事を参照。

社内での報告も無事に終わりました。ここでの目的は、ざっくり言えば私のアイデアが実現しやすい方向に民意を形成すること。
だったのですが、社長も一緒に発表するもう一人の受講生も、それぞれ思惑があったようで・・・?

今回の記事のテーマは、ずばり社内政治と利害の対立です(全然違う)。

先にまとめておくと、あまり小賢しい真似をする必要はないと思いました。


事後所感(続き)

3. 若手向け報告

事前に聞いていた目的から、生成AIとプログラミングに重点を置いて発表しようと考えていた。
何ならメインの話題は同講座の報告ではなく生成AIの活用アイデアにあり、もし会議の主導権がこちらにあれば、若手で進めるプロジェクトのブレスト会にすればいいと思っていた。

だが、もう一人の受講生で一緒に発表した上司とは認識が違ったようで、私が軽視していた成果物の披露に重点が置かれた。よって、ほぼ全部の発表項目に同じように時間がかかったのである。機材の問題などもあり、大変メリハリのない発表になった。

そしてその後社長から「お咎め」を受けるのである。いや、私の理解としては、社長の意向を基にマネージャー・事業部向け発表の方向性を定めるためのありがたいお話であった。しかし、上司は少なからず「ダメ出しされた」と感じているように見えた。「発表が長い」「双方向にしてほしい」という指摘が特に響いたようだ。

4. マネージャー・事業部向け報告

どうやら社長は、マネージャー陣に今後「デジタルな振る舞いキャンプEssential」を他の社員に受けさせるのかどうか検討させ、また情報システム部門とどう折り合いをつけるのか意見交換する場を求めているようだった。
ではこちらはそれを踏まえて、前回と比重を変えて話し、適当に茶々を入れられつつその通りに流れ、余裕があればこちらからすぐ取り組めそうなアイデアなどを紹介できれば上等だと思っていた。

一方、上司は上司で、前の発表で受けたフィードバックに対処する策があったようだ。そしてそれは私の担当箇所にも大きく関わる。
結局、私は上司の指示通りには話せず、上司の策も社長の意向とは少し異なり、違う意味で見応えのある発表となった。結局、会議は主導権を握る社長が自分の聞きたい意見をギャラリーに求める方向に落ち着いた。

いろいろあるが、大きな誤算は、ギャラリーの反応が薄かった時にボールを拾えなかったこと、発表内容が上司の意向に左右されたことである。今考えれば、立場上どちらも当然のことである。「策士策に溺れる」とはこのことだろうか。
また、一通り発表してギャラリーに感想も聞いてから最終課題を見せれば、ラリーの回数が増えて別の感想も出てくるだろうという予想も甘く、単に見せるのを渋っているように見えたかもしれない。それでは狙いとは真逆である。これについては外部参加の「デジタルな振る舞いキャンプEssential」運営陣、特にオーナーに助けられた。

今後の展望

個々の思惑が交錯した別の意味で興味深い劇になったので、実務担当者のDXに対する考えは残念ながらわからなかった。
しかし、あからさまな反発はなさそうだ。というか、トップがその気なので空気を読まない選択肢はないのだろう。尤もらしい理由がなければきっと逆風は吹かない。
一方で、ほとんどのツールはすぐには導入できない。それは報告会でも社長がセキュリティ担当者に確認した通りだ。今後検討が進むと思われるが、時間はかかるだろう。

しかし、タイミングは重要で、何かするならDXの話題が実務担当者の間でホットなうちがいい。
そう考えた時に、私が推進したいのはツールそのものの導入ではなく、それを使って作られた仕組みであることに気がついた。つまり、既存の使用ツールの中で可能な限りその仕組みを再現すればいいのだ。
最初に取り組みたいのは、情報の一元的な管理、講師の言うところの「属人化脱却」である。わざわざ大規模なものから始める必要はない。
たとえば、個人タスクとして羅列された営業活動のメモをカテゴライズし直して表にするだけで、一目で状況がわかるようになる。議題も状況整理から今後の戦略に変えていけるだろう。

この例はDXとまでは言えないかもしれないが、まずは小さなことから変革に対する抵抗を減らしていくことが大切だと思う。


今後、諸事情で私が事業部の会議の司会進行役になり、上述の例はすぐに実践できます。というか、許可も得ずに勝手に宣言してしまったので、やらざるを得ないというか。

実務面でもこんな感じで、会社ではかなり自由にやらせてもらっています。どうやら私の「好き勝手」は会社の(新しい)正解であることが多いらしく、歓迎される傾向にあるらしいです。ありがたいですね。

この調子で、コンプライアンスとエンタメのギリギリを攻めていっても許してもらえないかな。


今日のテーマソング:


#デジタルな振る舞い #Essential #DeC #リスキリング

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