おにだるま

総合内科医。某ちょびっと有名病院で初期研修後、内科専攻医としても各科ローテを継続。あら…

おにだるま

総合内科医。某ちょびっと有名病院で初期研修後、内科専攻医としても各科ローテを継続。あらゆる領域で専門医の次に詳しい人を目指す永遠の”研修医3年目”。専門外の領域で困った時、何科に相談すればいいかわからない時、「とりあえず内科」の相談先。 炎上歴:糸結び、総合内科ディスり。

最近の記事

研修医のための”一般内科”

はじめに私は普段教科書の紹介している総合内科医です。私自身も初期研修医時代から大量の教科書を持っていますが、どうしてもローテ期間中に読みきれなかったり、途中で挫折してしまうことが結構多いんですよね。こういった教科書は、じっくり腰を据えて勉強するのには最適なんですが、右も左もわからない研修医にはいまいちピンと来なかったり、実践とかけ離れていてイメージが掴みにくかったりします。研修医の勉強としては、大量の教科書を読み込むよりもついている指導医から口頭で教えられる”耳学問”の方が頭

有料
2,500〜
割引あり
    • 新研修医が本当に知っておくべき臨床の常識100

      1.患者から見たら研修医も医者。 2.先輩より先に帰るときは「お疲れ様です」じゃなくて「お先に失礼します」。 3.引き継ぎは医者同士でやり取りが基本。 4.紹介状の返事は速やかに。退院サマリーは2週間以内に。 5.検査データは暗記するもの。一緒に回診しながら「今朝のカリウム幾つだった?」と聞かれて答えられるように(無理ならメモ取れ)。 6.プレゼンは結論を最初に。場合によってショートプレゼンからロングプレゼンまで使い分けろ。 7.指示、オーダーがないと看護師は動けない。 8.

      有料
      0〜
      割引あり
      • 【2024年度】研修医の教科書まとめ【来世も買う】

        新研修医の先生へ 国家試験の合格発表も終わり、卒業旅行、遊びの予定も尽きてきて、新生活の準備を始めている頃でしょうか。 同時に1週間後には医者として働くことに不安と期待が入り混じっている複雑な感情で、「ちょっと勉強でもしようかな」「どうやって勉強するのがいいかな」と迷っている頃だと思います。 私は普段から研修医におすすめの教科書を紹介するポストをしていますが、今回は分野別に一気に紹介します。私がもし生まれ変わって来世も医者になったとしても、内科医でも心臓外科医でも自由診療

      研修医のための”一般内科”