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テレワーク個人の体験

百人いれば百通りの働き方がある。100%共感でなくてもだれかの共感を。またオープンにすることに意味があると思い「記録」。

テレワークについて、個人目線も記す事にする。以前の記事はこちら。

【状況】

・自分、パートナー、子ども2歳児。自分は2020年4月からテレワーク。パートナーはほぼ毎日出勤の時々テレワーク。お互い別室で仕事をするスタイル。こどもの保育園は幸いにもやっている状況。9時ー5時勤務である。「子どもを横目で見つつ働く」では無いし、就学児童の休校問題はない。それらで発生する負荷と比べれば…自分たちの状況はきっとライトだがつづる。

共働きふたりがテレワークになったら?

まず【メリット】も【デメリット】もある。しかもパッキリと区分できないものだ。【メリットでありデメリット】。これが多い。

まずこれは【デメリット】なのか?保育園が職場近くの為、朝夕と通勤時間と同じ時間を「移動時間」として費やぢている。これが片道15分ほどなのだがその時間は「WEB会議」を入れられなかったり足を引っ張るときも。(たった15分、されど15分だ。)

朝だと送り届けるまで15分。そこから帰宅するのに15分。そこから始業。

その中でのメリットはパートナーも在宅だとお互いの仕事状況を共有できること。子どもの「登園」「お迎え」を分担できるのは良い。社外とのWEB会議が夕方にあることが多いのだが、ここで「お迎え」をしてもらえるのが非常に助かった。

おそらくどの家庭でも「育児ベースで仕事を更にしている」のは夫婦のどちらか一方である。両方がすでにその働き方をしていれば「育児の分担をしている」の意識もないだろう。でも後者の夫婦の方がレアケースだ。自分たちの場合はテレワークがキッカケで分担が進んだ。「送り迎え」という小さなことでも分担がしやすい環境になったのはありがたい。これはまだ「分担」のはじまり程度だけどお互いの働き方が見えるともっと「分担」が進む気がする。

完全な【メリット】とは。

地方在住の自分にはこの機会に「オンラインセミナー」が開催され、また参加しやすくなったのがおもしろい状況。新幹線に乗って、託児の都合をつけ、としていた従来の参加方法から一気に参加しやすくなった。さらに、ここでの気づきは「自分にとって有意義な情報」が必ずしも「高名な著名人」発信や「参加費が発生する物」ではない事。 「集う」人の意見や感想を聞くのが面白い集いもあった。自分にとって参加がしやすいということは他者にも同じである。オンラインの交流場にいろんな人が出てくるようになったのだ。また「オンラインの集い」自体も数が増えた分、ぐっと種類も増えたように思う。飲み会のようにライトなもの、お茶会、勉強会、などだ。この全体的な傾向踏まえると「情報のシャワー浴」とも近いので本当は「勉強会」以外のライトなものもオールジャンル参加したいところ。「ライト」だからといって一概にあなどれない場所だと思う。発信や進め方も皆上手い。

まとめ

「新型感染症」収束後もこの働き方は続けたい。プランナー仕事のリサーチや資料作りに時間が充てやすいためだ。一方デザインルームワンでの店舗業務には全く貢献できてないので、その点は課題である。(弊社はデザイナー、事務etcと専任スタッフがいるが店舗接客や一部製造も全員で行っている。製造を製造専任スタッフのみにすると負担が大きい)また、この働き方が恒常化するなら新たに必要なものもある。自分の場合は社用携帯電話の導入だ。あえて書くのはごく限定的な理由のため。旧来顧客とのつながり維持・反対に新規顧客との取引にはまず「電話」が大事なコミュニケーションツールであるからだ。ここでWEB会議ツールに全て切り替え。と行きたかったのだが、そうは行かなかった。心情的な要素が大きい。note上では「電話要らなかった」「すべてWEB会議に移行」というところも見るので、本当にここは顧客やその関係性、会社で変わる点だろう。

新たな疑問。働き方とは?

テレワーク導入で「コアタイム」がつかみにくい。と言われるが、一歩進んでそもそも「コアタイムの定義」が変わるのでは、と感じた。これまでは「コアタイム=定時」であったけれども、人によってコアタイムが変わって来る状況があるからだ。それは子の保育や教育に関わることで出る「時間的制限」「行動制限」であり、介護もその要因である。

自分の場合も保育園の「送り迎え時間」はコアタイムに関わってきたが、これが完全に自宅で子とともに夫婦共働きをテレワークで行ったら?

おそらく、子がお昼寝をしている午後二時から四時くらいまでがコアタイムになるだろう。「定時」というよりは「一日の中で精度を持って仕事できる時間」という感じだ。

これは「労働力不足」が叫ばれているなか、働き方の改革も求められている昨今。労働力不足を補うのに「働ける人が働ける範囲で」「仕事をする」が必要であるのでは。またその体制を整えるべきでは。という問題提起にも繋がる。

雇用する側もされる側も「働き方」が変わるだろう。

そもそも仕事にはテレワークで「在宅勤務」できる仕事。「在宅勤務」できない仕事がある。一部変えることで出来る場合もあれば、仕事の内容次第ではそもそも「在宅勤務」は無理というものもある。

いろいろな働き方が生まれるなら、それでも円滑に仕事が進むように社会の仕組みが変わっていくのが理想だろう。

最後に個人の視点は「主観」混じり。しかし、個人それぞれがこの社会を作っている。この「働き方」の変化と感じた事を忘れないようにしたいな。と。書き留める。

デザインルームワンは引き続き、FBで発信しつつ営業中です。


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