見出し画像

アート初心者が見つけた、美術館をおトクに楽しむコツ5選|非美大卒が0から造形を学ぶ#12

こんにちは!2年目UI/UXディレクターのyunです。
今年の7月に初めて展覧会に行ってからはや3ヶ月。美術のことを全く知らなかった私ですが、気が付けば沼にはまって毎週美術館に行くようになりました。

今回はそんな私が見つけた、美術館をよりおトクに楽しむためのコツを5つ紹介していきます!それではスタート!


①穴場は平日夕方!作品を独り占め!

美術館に行ったらじっくり作品を眺めたいですよね!人気の展覧会の場合、ネット予約をして行っても会場内が大混雑になります。

そこでおすすめなのが、平日(特に金曜日)夕方です!国立西洋美術館は20:00(金・土のみ)、森美術館はなんと22:00まで開館しており、仕事終わりに寄ることができます。

土日などに行くと、大混雑で気に行った作品があってもなかなかじっくり見れないですが、作品と1対1で対面することができます。特に閉館30分前になると、多くの美術展で新規入場ができなくなるため前半の展示はほとんど人がいない状態で鑑賞できます。

10/6(金)に行ったキュビズム展では、第一章のセザンヌ、ルソー、ピカソ。ブラック、ローランサンなどを完全に一人で鑑賞することができました。時間をかけて、作品と向き合うことでまた新たな視点に気づくことができます。

またモネの作品は10m離れてみるといいと、DIC記念美術館のガイドの方に教えていただきました。モネの作品は本当に人気で土日の昼間だと離れてみることなどできませんが、国立西洋美術館の常設展(10/7(土)19:00頃)では10m離れてじっくり鑑賞することができました。展覧会は混んでいますが、常設展であれば土日の夜も穴場かもしれません。

②無料ロッカーで荷物の心配なし!

展覧会で重い荷物を持ち歩くのは大変ですよね・・。そんなとき嬉しいのが各美術館にある無料ロッカーです。多くの観光地や駅ではロッカーに300~500円かかりますが、無料なのが本当にありがたい。。

鍵を閉めるときに100円を入れるタイプが多いので、現金は忘れず持っていくようにしましょう!(国立西洋美術館では1000円札の両替もできました)

③無料のギャラリートーク/講演会で学ぼう!

抽象絵画や現代アートなど、作品を見てもどう楽しめばよいか分からないことってありますよね・・そこでおすすめなのが、ボランティアスタッフや学芸員によるギャラリートーク/講演会です。

私がはじめて参加したのは、DIC川村記念美術館のギャラリートークです。開催中の展覧会『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』の作品だけでなく、コレクション展内のモネやピカソ、カンディンスキー、ロスコらの絵画の解説まで聞くことができました。

個人的におすすめなのは、ギャラリートーク/講演会の前に事前に展覧会を一周しておくことです。まずは自分なりにその作品を見て感じた上で、ギャラリートークの中でその作品・作者の背景を知ることでより当たな視点で楽しむことができます。

開催日は美術館によって様々で、東京都現代美術館ではほぼ毎日、国立西洋美術館では隔週開催しているようです。詳しくは各美術館のサイトをご覧ください。

④グッズが充実、図録がおトク!

展覧会といえばグッズも楽しみの一つです!ポストカードやファイル、パズルやtシャツまで、展覧会ごとに幅広く展開されています。

私は必ず気に入った作品もポストカードを買うようにしています。少し高いですが縁なしの大判のポストカードが好きで、最近だとデイビッド・ホックニー展で購入したこちらのポストカードがお気に入りです!

そしてなんといっても、おすすめが図録です。3000円~4000円というとグッズの中では高めですが、全展示作品を手元で眺めることできる上、会場では見れない解説や対談も掲載されています。値段が高く毎回買うことはできないので、知見を広げるため多数のアーティストが展示されている企画展のときのみ購入するようにしています。

『ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』を買い逃したのは本当に後悔です泣 その頃はまだ図録の魅力に気づいていませんでした、、

⑤年間パスポートが超おトク!

気に入った作品があれば、何度でも見に行きたいですよね。そんな時おすすめなのが、年間パスポートです!

国立西洋美術館

1100円で常設展が見放題になる超おトクな年間パスポートです。これが本当におトクなんです!パスポートのデザインはモネの『睡蓮』です⇩

中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画や、ロダンを中心とするフランス近代彫刻が目白押しです。

個人的には、先日見たモネ、ミロが忘れらないのでこれから何度も足を運びたいと思います!

ちなみに文化の日など、月に1度常設展が無料の日もあるようですので、ぜひサイトをご確認ください。

森美術館

森美術館メンバーシップ・プログラム MAMCに入会すれば、1年間企画展に通い放題(会員ステータスが「フレンド」の場合、同伴者も半額)になります。

東京都現代美術館 ※2023年分は販売終了

MOTパスポート(4000円)を購入するとコレクション展は無料、企画展も4回まで無料になります。残念ながら今年度分は大人気で販売終了しているようです。

【+α】飲食は事前に済ませよう!

一度企画展に入場すると、私の場合2~3時間はかかるので事前の腹ごしらえは必須です(笑)もちろん会場内では飲食ができないので、ロッカーに荷物を入れる前に事前に水分補給をするようにしています。※東京都現代美術館では、展覧会の途中の2階で給水機があります。

まとめ

3ヶ月間美術館に通ってみて、より美術館を楽しむためのコツを紹介してきました!いかがでしたでしょうか?今後もアート・デザインに関する記事を発信していきますので、よろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

今年やりたい10のこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?