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#033:組織の成功循環モデル

兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
「ムダをなくしたいだけ」です。

今回は、組織開発の分野でよく知られている「組織の成功循環モデル」を紹介します。
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱したモデルで、頻度高く引用されます。
私が、チーム活動のプロジェクトを始めるとき、早い段階でこのようなシートを使って成功循環モデルの説明をします。

組織の成功循環モデル

こんな説明です。
・成果をあげるためには、まず、メンバの関係の質を上げることで、心理的安全性が高まり、思考の質が上がります。
・思考の質が上がれば行動の質が上がり、良い行動をすることで結果が出て、うまく行くようになれば、また関係の質が上がって、良いループが回っていきます。
・この良いループを回す前提として、まず、場の質を上げていきましょう。

このモデル自体は、システム思考における「ループ図」の考え方に基づいており、ループ図のわかりやすい例になっています。

また、以前、ご紹介したように、このようなモデル通りにやればそれだけでうまく行くというものではありません。
こういうモデルを参照しつつ、そのときどきの状況に応じて工夫することが大切です。とはいえ、知っていると知らないのでは大違い。使えるものはうまく使いましょう。

なお、ダニエル・キムさんご自身のプロフィールを検索してみたのですが、有効な情報が得られません。
まさか、実在しない?それはそれで別途ときほぐしてみます。

写真は、高知県四万十市の中村駅です。藤が満開。中村は、藤原氏の一族である一条氏ゆかりの場所なので、藤原氏の家紋である藤にちなんだものが多いです。
中村駅は、土佐くろしお鉄道株式会社の駅で、窪川と中村の間が中村線、中村と宿毛の間が宿毛線です。
===誰一人取り残さない===

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