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“明日はもっと良い日になる”と信じられる人を増やしたい

DERTAを法人化して一年が過ぎました。

今では多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、できることが増え、いい意味で当初は想像もしていなかった組織になっています。

そして今、DERTAを通じて描く未来像も輪郭を帯び、さらなるブーストをかけていきたいと考えているタイミングだからこそ、改めてDERTAは何のために存在し、どんな世界を作っていきたいかを紹介します。

このnoteが、現状を変えたいと闘志を燃やす革命軍の元へ届くことを願っています。


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はじめに

よく「なぜDERTAを始めたの?」と聞かれます。

DERTAの前身であるコミュニティを始めた理由は、率直に言えば“悔しさ”からです。

まず僕は27歳の時に当時勤めていた会社を辞め、新潟でWeb制作会社(クフー)を立ち上げました。自分自身を試せる環境に身を置きたいという願望から起業に至ったのですが、会社員時代には気づかなかった様々な課題に直面しました。

中でも最も悩んだのが、依頼主であるお客様との距離感。Web制作でよくあるのが代理店→制作会社、さらにディレクター→エンジニアと情報が降りていく構図になっていて、エンジニアに届く頃にはほとんどお客様の声が聞こえぬまま仕事をすることが多かったんです。

「もっと上流にいかなきゃ」「この文脈を変えなきゃ」。そうしないと、せっかく起業をしたのに人の動きも、経済の動きも何も変えられないともどかしさを覚えました。

同じ頃、首都圏への出張がてら現地で行われていたミートアップに参加することに。そこでは最先端の情報、参加者同士のアツい議論、イノベーションを起こすうねりに出会いました。

その雰囲気に圧倒されたと同時に、僕は「これだ」と確信しました。
情報は誰もが取得できるはずなのに、新潟には享受し、議論する場所がない。この格差がステレオタイプな物事の進め方、ひいては教育・賃金の溝にまで繋がっているのではないかと感じたんです。

そこで、立ち上げたのがコミュニティ「デルタ新潟」。人が集まり、情報や課題をシェアして議論する。よりより未来を切り拓いていく場所です。

気づいた人がやらなきゃ、何も変わらない。そしてそんな変革を、生まれ育った新潟で、自分たちが巻き起こせたら最高だと思ったんです。

人と企業をつなぐ社会装置をつくる

コミュニティから生まれた株式会社DERTAは、ミッションに「UPDATE LOCAL」を掲げています。人と企業をつなぐ社会装置(ハブ)となり、なかなか動かなかった部分をつなぎ、新しいものが次々と生まれる結節点を目指して事業を動かしています。

つなぐものは様々ですが、大きくわけると「首都圏⇆地方」「地方⇆地方」の2つ。

例えば、首都圏のSaaS系スタートアップに「地方展開したいけど、課題感がわからない」というネックがあって、地方企業も「業務効率化したいけど、サービスがわからない」という悩みを抱える場合、DERTAが潤滑油となって2者をつなぎ、イノベーションのきっかけを作ります。

法人化して一年が過ぎ、面白いなと感じるのは、従来交わることのなかった企業や組織に横串を通せていること。共創コミュニティ「cos DERTA(コサインデルタ)」には起業家やクリエイターが約160名在籍していますが、所属企業で見れば競合だったとしても、コミュニティ内のプロジェクトでコラボレートするというケースも多々あります。

「こういったつながりがほしかった」「コミュニティという場に救われた」という声もいただき、少しずつコミュニティの真価が見えてきています。

一方で、僕たちがよく言われる言葉もあります。
それは、「前例がない」「実績がない」という言葉。

正直、そんなもんないんです。だってベンチャーはそもそも、前例のない世の中にポジティブな変化を作り、可能性を示す存在だから。

僕たちが行っている、サービスデザイン(課題解決のプロセスをデザインすること)事業は新潟であまり馴染みがないため、消極的な声が上がってしまうのも現実ですが、ここをいかに拓いていくかが今後のデルタの挑戦であり、面白さの真髄だと思っています。

小さな挑戦を積み重ね、自家発電できる人は強い

僕自身がこれまで3社の創業に携わってきて思うのが、ベンチャーって無人島のような場所だということです。人がいない、お金はない、制度もない。

だからこそ「これは専門外だから」と職種に強いこだわりを持つことは、自らの伸びしろに蓋をすることになります。専門性よりも物事に幅広く興味を持ち、自分でその時の役割を見つけ、モチベーションを見出して自家発電ができる人が成長する環境です。

今、DERTAには経営、プロジェクトマネジメント、メディアプランニング、広報など各領域の専門分野で活躍しているメンバーが集まっていますが、共通して言えるのはみんな変なプライドは持たず、素直でフラットな人ばかりということ。
年齢やキャリアに関係なく、常に学ぶ姿勢・吸収する姿勢を持っています。


特に地方は、専門性の高さだけが優位ではありません。求められているのは、現場でしっかり汗をかける人。小さくていいから、挑戦を繰り返せる人が必要です。


だからこそ僕たちは、大きな一歩も小さな一歩も、挑戦を心から賞賛します。
「今日より明日はいい日になるよね」と信じ、どうせやるならいい方向にというマインドの人をどんどんDERTAに増やしていきたいです。

未来を共につくる仲間を募集します

DERTAはまだ始まったばかり。

全ての事業が0→1ないし1 →10の立ち上げフェーズなのは今だけです。だからこそ一人でも多くの同じ価値観を持った仲間と、この感動や葛藤を肌で感じられたら最高だなって思っています。

PM(プロジェクトマネージャー)やコミュニティマネージャーを、新潟の文脈で経験できる環境は多くはないからこそ、面白がって挑戦してくれる革命予備軍を待っています。

失敗しても大丈夫。エネルギッシュに動き、挑戦を厭わない人を心から歓迎します。
(たとえ失敗しても、経験豊富なシニアクラスのメンバーから強力なバックアップがあるのでご安心を(笑))

共感する人が集まれば、大きなうねりが生まれて地方が変わる。ひいては日本が変わると信じています。

興味を持ってくださった方は、こちらからぜひカジュアル面談の応募をお待ちしています!


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