不適切にもほどがある面白かったですね
TBSのドラマ不適切にもほどがあるで久々にドラマを見た。久しくテレビドラマを見ていなかったが昔好きだったクドカン脚本で阿部サダヲ主演と聞いて見始めた。
ハイテンションな阿部サダヲを見て懐かしい感じがしてクドカン特有のテンポと小ネタが効いたドラマが楽しかった。
終わってしまってかなり寂しい。
最初は昭和のおじさんが令和にやってきてその破天荒(現代から見て)さで現代の問題やモヤモヤを解決していくかと思いきや主人公の市郎や娘の純子の未来が判明したあたりから流れが変わってくる。
市郎は令和の現代を理解し解決しきれないエピソードが続く。最終的に昭和から令和を見た市郎と令和から昭和を見たサカエの出した結論は「寛容になりましょう」だった。なんとなく後半はフワッとした「その下り何?」みたいな展開が多くてこのラストへの布石だったのではと思っている。
ラストは劇的ではないがタイムトラベルの影響でちょっとずつ未来が変わっていて未来に希望を少し感じさせるものだった。最近は特になんでもかんでも白黒つけたがる風潮を自分は感じていたので、それに対するアンチテーゼなのかもと感じました。
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