このスティッキーフィンガーズめ。
もはや、何者かの仕業としか思えない。
気付いたら、ズボンのファスナーが開いているのだ。
人生において「恥ずかしい」と思う瞬間はいくつかあると思うが、男性にとってランク上位に来るのは間違いなく「ズボンのファスナーが開いていた」だろう。
これを指摘された時の恥ずかしさと言ったらもう。穴があったら入りたいどころかそのまま爆破して欲しいくらいだ。同じ男性なら共感していただけるのではないだろうか。
いい歳して自分自身の管理も出来ていないのか、というニュアンスがそこには存在していて、歳を重ねるたびにこの現象は恥ずかしさを増していく。
さすがの僕も、これを指摘された時に笑いに出来たことはなく、そんな余裕もなくなるほどに羞恥心にまみれていくのだ。
最近は指摘された時の恥ずかしさがじわじわとトラウマになっているのでちょくちょく確認するようにしているのだが、これがまた結構な頻度でファスナーが開いている。
おかしい。きちんと閉めたはずだ。閉め忘れるはずがない。これだけ気を付けているのに。
これはもう、何者かの攻撃を受けているとしか思えない。
新手のスタンド使いか。はたまたサイコキネシス系の魔法使いか。それとも人の無意識を操るシャーマン的なやつか。
ということで、もし僕のズボンのファスナーが開いているのを見かけたら、ぜひブチャラティの存在を疑っていただきたい。
目に見えない、何者かの攻撃を受けているッ!
ファスナーは開いてるんじゃない。開けられたのだッ!(末期
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