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オリジナル曲「アルバムの君」

(曲は下にあります)

最初、【セルフカバー】「アルバムの君」ってタイトル記事だったんだけど、よく考えたらYouTubeはともかくnote内の「オリジナルミュージックマガジン」にこの曲を入れ忘れてたんで、noteだけを見てくれてる人にはお初の曲でした。

曲と1番は高校ぐらいに、2番は30歳を越えて書いた歌。15年ほどほったらかしだったわけです。
メンドくさがりが生んだ奇跡の歌。アンサーソングとかならまだしも、1曲の中に15年ほどのリアルタイムラグがある奇跡の歌。
奇跡言い過ぎ。


それでは「アルバムの君」、聴いてください。

アルバムの君
詞・曲・歌:仲大輔


桜の花びらが舞う
校庭に君を見つけた
友達とはしゃぎながら
何も言えずにいた
帰りぎわの待ちぶせや
駅までの道のりで
なにげなく視線絡むたび
心ときめかせた

遠くから見守るだけが
本当の愛だと信じて
君に触れる勇気の無さに
いつも言い訳をした

君の肩をそっと
叩いてたらきっと
まぶしいその笑顔も
忘れ去ることなく
ずっとそばにいたね
アルバムの君だけじゃなく

桜の花びらが舞う
校庭で君を想った
友達と語りながら
青い僕を見てた
自転車置き場の陰に
走馬灯の君が笑う
無邪気に走る子供たち
あの日の僕のようで

移ろう時間の中でも
いつも見てた景色と
胸の真ん中の少年は
何ひとつ変わらないまま

この奇跡をもっと
叶うならばずっと
この胸に抱きしめていたい
今もきっとどこかで
笑っているのかな
アルバムの君だけじゃなく

「君の肩をそっと
叩いてたらきっと」
そんな甘い苦みも
君を思い出せる
大事な宝物
輝ける日々をありがとう


12年前のオリジナル版は(今回のもオリジナル版だけど)、ちょっとした録音機材もあったのでヘタなとこは切り貼りしまくってるけど、一発録りの今回のほうが多少上手くなってると思う。

12年前と違うのは、

・「桜の花びらが舞う」が1番2番で歌い方が違う。2番のほうが音程の変化を音節の変化のタイミングより遅らせている(たぶん1/16拍子分)。聴いた感じカクンカクンする感じ? 2番の桜の散り方のほうがヒラリヒラリしてる感じを出しているつもりなのである。あくまで、つもりなのだ。

・2番の「校庭で君を想った」の「お」が裏声。

・2番のサビの1回目と2回目の最後の音程がオリジナル版と逆。オリジナル版は2回目のほうが盛り上がるような感じだけど、今回のは2回目のが大人しい(1番と同じ音程)。

・その代わりに2番の2回目のサビの「宝物」のとこを最高音にアレンジ。密かに歌唱を失敗している。ホントは表声のつもりだったけど、寸前で(あ、絶対出ない!)とわかったので裏声に逃げた。裏声にすることを逃げるというヤツが大嫌いだけど、これはもうそんな感じ。かといって録り直してもたぶん出ない。けど、めっちゃ張り上げたら出るかもしれん。けど、録ったのが21時半だったからそれもやりにくいのでどうしようもない。いや、だったら昼間から録っとけよって話だよ。のんきにハンバーグ(税別298円)を砕き入れたミートソースパスタなんか20時ごろに食うからそういうことになる。いやだって、嫁が帰って来たのがそんな時間だからしょうがないじゃん。いやだから、その前に録っとけって話なんだよ。こんなことばっかりゆってる。あ、やだ、ゆってるって言っちゃったわ、JKみたいな言葉づかいしちゃってる。

・最後の「叩いてたらきっと」が「と~おぉ~」ってフェイクっぽくなってる。玉置浩二聴き過ぎたせいかもしれん。



いやしかし、リアルに倍ほどの歳を取った自分が2番の歌詞を書いてるって、自分でもすんげー曲だと思う。こればっかりは自分で言うしかない。
しかも「桜の花びらが舞う」っていうまったく同じ言葉で。イカすわ~。

この曲はちょっとフィクションが混じってて、いや、フィクションっていうか、本当の想い人はふたりいるんだけど(同時期ではなく小学校と高校を思い出してる)、そのふたりをドッキングして書いちゃった作りモンなのだ。まぁ、作りモンなんだけどね、歌って。

なので、1番は今は無き母校「旧常滑高等学校」の自転車置き場の横の桜を、2番は「花園小学校」の校庭の桜を、それぞれ表しております。

しらんがなってゆわんといて。




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