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香盤表の作成にチャレンジしました #2024新人研修レポート

こんにちは。24卒新入社員の平野玲央と申します。同期にも何人かいますが、僕は千葉県の九十九里という田舎出身です。帰省の際、熱烈中華食堂 日高屋ができていて、だだっ広い駐車場が満車でした。ということで、新人研修13日目をレポートしていきます。

香盤表をつくってみよう

本日の講師は、前回に引き続き、情報部の猿渡さんとOPM部の新倉さんです。先日から始まったプロダクションマネージャー(PM)講座の続きとして、「香盤表」のレクチャーを受けました。

「香盤表」とは、撮影に関わるスタッフが抜け漏れなく撮影を進めていくためのスケジュール表のことです。具体的には、時間やカット、セリフや準備物などを書き、香盤表を見るだけでカメラマン、照明、美術などの各スタッフがどう動けば良いか分かるようになっているそうです。

CM制作の現場で影響を与える香盤表の作成は、PMのミッションのひとつ。というわけで、香盤表に関する説明を受けた後、3チームに分かれて香盤表作成にチャレンジしました。

撮影可能な日程やタレントのスケジュールなど、様々な条件があったため、効率よく撮影を進めるにはどうすれば良いか、チーム内で意見を交わし合いながらグループワークを進めました。

各チームで制作した香盤表を発表

午後は、香盤表の発表です! 同じ条件で香盤表を作りましたが、それぞれのチームが異なるアイデアを取り入れていました。

発表後、講師の方々からフィードバックがありました。それぞれのチームで出た課題やさらに良くなるポイントとして、以下のポイントが挙げられました。

  • シーンの抜け漏れがあったこと

  • 似たようなアングルのカットが続いた場合、カメラ位置をあまり変えずに効率的に撮影できること

  • タレントやスタッフの入場時間、準備物の調整など、様々なシナリオを考慮した準備が必要であること

撮影は、映像ディレクターや技術スタッフ、制作スタッフ、タレント、クライアントなど多くの人々が関わって撮影を進めます。そのため、香盤表を作成する時は、様々な想定を考え、限られた時間の中でいかに効率よく撮影を進行できるかをイメージすることが大切です。

香盤表の作成は、チーフPMになってから担当するそうです。研修の段階で撮影内容を細く分解して理解できたことで、いざ自分が現場に入り、香盤表を作成する立場になっても、一つひとつのシーンを考え、あらゆる状況を想定して作ろうと思います!