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ニコワン Nikon1 v1でへっぽこ写真を量産してしまったお話

文字とおり、なのでアリマス。

先日 手に入れたNikon1 v1、そんなお話はこちら。

モノとしての質感と言うか、カメラ、としての佇まいが非常に気に入りまして、早速その週末のレース観戦に持ち出してみたわけです。

全日本モトクロス選手権九州大会 土曜日のレース前

ワタクシのライフワークであります「モトクロス」と言うやつです。障害物を軽々と越えたり、崖を登ったり、という競技を思い浮かべる方が多いのですが それは「トライアル」。

モトクロスはスタートで写真のように ライダーが横一列で並び、ヨーイドンでスタート、1コーナーの向けて全員で突っ込んでいくと言う 誠に男らしい、血湧き肉躍る競技なのでございます。

ちなみに、4輪、2輪レースともにスピードを争う競技で 横一列に並び、「セーノ」でスタートする競技はモトクロスだけです。えぇ、大迫力ですよ。ぜひ一度実際のレースを観戦ください。

で、毎年春に開催の九州大会、今年に限っては 変則的な日程で 土曜日曜Wヘッダーなので週末たっぷり楽しめます。

で、いそいそとニコワンを取り出してシャッターを切った結果がこれです

1:ヤマハファクトリー、エースのチャンピオン様マシン
2:カワサキファクトリー、#7能塚選手車。
3:ホンダのエースライダー 横山遥希選手
4:ホンダ #41 横山遥希選手
5:1コーナーでの“流し撮り”・・・になってない
6:今回のパッシングポイントになった3、4番ポスト

ーと まぁ こんな写真を量産してたわけです。
はい、ヒドイ。充分自覚はアリマス。
最大の問題はワタクシがカメラをどういじったら(設定したら)いいか、まるでわかってなかった事です

今回、写真に番号を振っているのでできればこれらの写真見た先輩方、「おめぇー、それはこう撮ればいいんだよ」ってのがあればぜひ教えていただきたい。
「公開処刑&撮り方教室」的な。(*´-`)

今回は 全てオート(AF)撮ってます。
絞りだとか、シャッター速度とか、ISOとか そういうの言葉知ってるだけで設定してません。
F値が明るい小さいと明るいレンズだと言うのがわかる程度です。

今回使ったNikon1 v1、通称「ニコワン」、スペックはこちら。

レンズは30mm−110mmを使ってます。ニコワンはx2.7なので80mmから300mm弱の中望遠、ってヤツでしょうか?モトクロスって割と近くまで寄れるのでこれでいけるかなと思いました。

ニコワンがどういうカメラなのか?もよくわからんままで持ち出したのがへっぽこ量産の原因ですね。
観戦中にシャッター速度変えてみたらブレが抑えられる?と考えたものの、どういじっていいかも分からず。
とにかくAFで構え、レンズで構図を決めつつ押すのみ。

まぁ、でも言い訳すれば「ニコワン」ってヤツは そもそもそういう撮り方をするカメラらしいんですよね。キラキラ女子がふんわりした風景を撮る、みたいな。

なので 軍艦部に設定イジるダイヤルも無い。
絞りだのイジるには背面のロータリーダイヤルを回して・・・という作業が必要です。
つまり、「撮りながら設定変えるようなカメラじゃ無いよ」って事らしく、この辺が当時のカメラマニアの人らから酷評されてたらしいです。

さらに「言い訳」します(*´∀`)
ワタクシ、実際にレース経験もありますし、知り合いにはその界隈には著名なカメラマンの方もいらっしゃるのでイカす写真はたくさん見てきましたなので「なにがカッコいいか?」はわかってるつもりであります。ええ、一応イメージはあるわけですよ。「こういうのが撮りたい」みたいな。

写真の1、2は 近くに寄って撮ったのでまぁまあ撮れてるかと思うのですが(いやカワサキKXは前輪切れてるし) 3は モトクロスの見せ場である大ジャンプを中央で、いや画面いっぱいにバーンとアップで撮りたかったわけです。
4は今回 いちばんのポンコツ写真ですね。まずブレブレ、被写体が下すぎ。そして“後ろ姿”なのは 自分も撮りたい瞬間より遅いからなんです。ホントは向かってくるライダーを撮りたかったわけです。
5は 撮りたい瞬間は捉えていますが もっとバーンと中央に(トリミング無しで)大きく撮りたいわけです。
6は多くの人がカメラ構えていたポイントで、ここがコース中で“抜く”ポイントになっており、見どころのポイントです。ただ“撮りました”的な感じですが もっとコーナーで向きをバーンっと変えてゴーグルの中の視線で前のライダーをぶち抜いたるで!的な勢いを感じるくらいのヤツが撮りたかったのでした。

実はもっとトホホなヤツはありますが この辺にしときます。
ニコワンってAFがこの手のカメラにしては望外に速いらしく、それが今回手に入れた要因のひとつなわけでした。
写真を趣味とする仲のいい友人がいるので、写真送ってみたら「おっ、おぉぅ・・・」と言う誠に微妙なレスポンスがありました。

曰く、「全部オートっすか?、レースは設定が重要っす、むしろAFで構えてバシッなんてのはハイエンドでもムリっす」と言う事でした。
オレが「流し撮り」と言ってたのは「流れてねえッス」とバッサリ。
ただの「追っかけ撮り」なのかと。(*´ω`*)

シャッター速度、絞り設定だのってのがわかんね、できねぇって言うと「あ、説明書読まない人ッすか?」と言われてしまう始末。

「やっぱさぁ、レース撮るとかなると(EOS)5Dとか、α7とかそういう早いものを撮るのに見合ったカメラじゃないとアカンの?」というワタクシの投げかけに「いやいや、これでもイケます、要は設定ッす」と言う事でした。

で、週末2日間、撮りまくった写真で自分なりに満足いく写真が取れたのはiPhone12ProMaxだったという、身もふたもないオチでした。
さすがiPhone、なわけですが、iPhoneでは撮れないようなイカす写真、撮りてぇ。
カメラな趣味の皆さん、いや、なんだか関西方面の、GoProも一眼もイケるあの方へ個人的に論評とご指導お願いしたい限りなのですが、今回のへっぽこ写真について皆さまから「こうしたらエエんやで」的なご指導お待ちしております。



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