でんきねこ

読む専門のつもりでしたが、日記を書いてみることにしました。 ジャンルは特にありません。

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マガジン

  • 寺社巡り

    神社やお寺の訪問記をまとめました

  • 奇談綴り

    実話を元にしたちょっと怖い話や不思議なをまとめました。

  • 犬の話

    奇談綴りの中で犬の出てくる話をまとめました

  • 肛門ポリープの手術をしました

    肛門ポリープ手術の一部始終を記録してみました。

最近の記事

上総一ノ宮、玉前神社に行ってきました

こんにちは。 友人と神社巡りの話をしていたら「一の宮って行ったこと無い気がする」という話になったので、ゴールデンウィークを利用して千葉県一宮町にある玉前神社に行ってきました。 なんで玉前神社を選んだかと言うと、前の職場で関わった自称「私、とっても運が良いの!」という方がものすごく推していたからです。 また、東京駅から特急で1時間ぐらい、普通列車でも1時間半ぐらいで直通があってわりと行きやすい場所だから、という理由もありました。 一宮町は東京オリンピックではサーフィンで盛り

    • [奇談綴り]獅子舞

      実家にはお正月に獅子舞が回ってきていた。 毎年愉快なお囃子とともに訪ねてくるので、その時家に居た人間はお布施を渡して獅子頭にかじってもらっていた。 無病息災を願っての正月の行事である。 あるとき、ふと「そういえばどこが獅子舞をやっているんだろう」と気になった。 地元の大きな神社といえば八幡宮と神明宮で、どちらも獅子舞は関係ない。 毎年来るのでそういうものだと思っていたのだが、冷静に考えると不思議だった。 獅子舞にお布施を渡しているのは祖母だったので、なんとなく由来を聞いて

      • 劇症型溶連菌対策には一般的な感染症対策が重要という話

        「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」という病気をご存知でしょうか。過去何度も患者数が増え、その症状の壮絶さから「人食いバクテリア」と呼ばれる恐ろしい感染症です。 感染者数が増えるたびにマスコミが煽るので、そういう菌がいるような錯覚に陥りますが、原因となる細菌は子どもがよくかかる「A群溶血性レンサ球菌感染症」と同じで、なんと皮膚にごく普通にいる常在菌です。 今回の流行はそのごく普通の溶連菌発症者が過去最高であることで、結果として劇症化のケースが増えているものと私は考えています。

        • [補足]ヤバい時は意外と気づけ無い

          「呪詛と悪意の境目」では書かなかったが、実は今回、後輩ちゃんはだいぶヤバかった。 G先生の対面鑑定は「怪談会」として同じメンバーで何年か前にも行っており、その時はまだ一緒の職場で、後輩ちゃんもすごく元気だった。 あろうことか「私、もしかしてなにか呪われてるとか憑いてたりしますか?!」と“元気”に質問して先生に苦笑されたぐらいである。 その時に先生が言っていたのだけれど、本当に困っている人は、意外と拝み屋までたどり着けないんだとか。 まず本人がそういう気持ちにならないうえに、

        上総一ノ宮、玉前神社に行ってきました

        マガジン

        • 寺社巡り
          5本
        • 奇談綴り
          44本
        • 犬の話
          6本
        • 肛門ポリープの手術をしました
          4本

        記事

          小ネタ:奇談綴りのうち、犬や猫がでてくる話のヘッダーは、登場する犬や猫とだいたい同じ感じの写真を購入して使ってます。 そういえば思ったよりシェパードと縁があるな…。

          小ネタ:奇談綴りのうち、犬や猫がでてくる話のヘッダーは、登場する犬や猫とだいたい同じ感じの写真を購入して使ってます。 そういえば思ったよりシェパードと縁があるな…。

          放送大学を卒業しました

          2023年の前期試験に合格し、卒業の単位数を満たしたので、9月で放送大学教養学部の心理と教育コースを卒業いたしました。 所属の学習センターで授与式&卒業式があったので、出席して学位記を手渡しで受け取ってきました。 「単位足りたから卒業です」って封書とメールではなんかこうイマイチ現実感が無かったんですけど、授与式に出ると一気に実感出ますね。出席してよかったです。 そもそも放送大学とは 放送大学とは通信制の大学&大学院です。 一応私立という区分ですが、国が主な株主なので、あ

          放送大学を卒業しました

          叔母の猫、一度だけ抱っこしたことがあるのだけど、ぬいぐるみ並みに重さがなかった。「うそだぁ、人見知りで他人がいる時に出てきたことなんかないよ!」だそうなんだけど、ごく普通に目の前を横切って外に出ようとしたんだが? 大人しく抱っこされたし。 猫に「絶対」はないよ。

          叔母の猫、一度だけ抱っこしたことがあるのだけど、ぬいぐるみ並みに重さがなかった。「うそだぁ、人見知りで他人がいる時に出てきたことなんかないよ!」だそうなんだけど、ごく普通に目の前を横切って外に出ようとしたんだが? 大人しく抱っこされたし。 猫に「絶対」はないよ。

          [奇談綴り]生き物を飼うのが下手

          猫が好きだから飼うのに向いているかと言うと、そうとは限らない、という話。 叔母は猫が好きで、夫婦で高級な血統書付きのチンチラを飼っていた。 昭和の青森の話である。 猫は外にいるのが普通、拾ってくるのが普通、という時代だった。 叔母は猫を非常にかわいがっていたのだが、そういう時代だったので、今の時代の猫飼いのみなさんが聞いたら激怒するようなことをやらかした。 つまり、外に出したのである。 叔母にも言い分があって「トイレ以外に粗相をしたからおしおきとして家の外にだした」とい

          [奇談綴り]生き物を飼うのが下手

          [奇談綴り]のちにツガルと名付けられた国道のラクダ

          怖い話ではないのですが、状況がだいぶ奇天烈なので奇談としてまとめました。 私がその生き物を初めて見たのは、お盆の墓参りの途中でした。 はまなすラインと言われる国道279号線を走行中、海岸沿いの草地に日本では非常に珍しい生き物がいたのです。 すなわち、フタコブラクダがぼーっと立っていました。 色素の薄い北の浜辺にラクダがいるのはあまりに奇妙な風景で、車を止めてもらうほどではなかったのですが、窓にかじりついて何度も見直しました。 その場所にはかつて人気のオートレース場と小さ

          [奇談綴り]のちにツガルと名付けられた国道のラクダ

          実体験:子どもは静かに溺れる

          あれは小学生の頃。 海のそばに住んでいる割には泳げなくて、練習の結果、静かなプールで仰向けに浮くことができるようになった。 それまで全く浮くことができなかった事もあり、ただ浮いているだけなのに得意になっていた。 その日は家族で海水浴に来ていたのだが、私はなぜか仰向けに浮いたまま、足の届かないブイのところまで行ってみようと思い立った。 書いていて思うのだが「何考えてるんだろうこの子」である。正気の沙汰ではない。 だがその日の私は「いける」と思っていた。 なので特に何も考えず

          実体験:子どもは静かに溺れる

          chocoZAPはじめました

          「chocoZAP」ってなんだろう? ライザップがライト層向けに始めた「chocoZAP」というスポーツジムをご存知でしょうか。東京23区内だとほんのちょっとした場所にも施設があるので、見かけて気になっている方も多いと思います。 比較的安価な金額でで24時間使い放題で、23区内であれば通いやすい場所にたくさん設置されています。 他社のサービスと決定的に違うのはトレーナーが居ないことだと思います。他にはシャワーとコインロッカーがありません。 単なるマシンの使い放題では格安と

          chocoZAPはじめました

          [奇談綴り]滴る水音

          ※小ネタです 当時勤務していた会社の事務所での話。 その当時はかなり激務で、ひとりだけ残業する事が多かった。 ひとりだけとは言うものの、会社の規模がそこそこであったため、大きなワンフロアに部署ごとに別れており、完全に無人であることは少なかった。 その日も、遠くの席では複数の社員が打ち合わせをしながら残業していて、私の周辺だけぽっかりとひとが居ないような状況だった。 残業はいつものことなので何も気にせず作業を進める。 ふと水の滴る音がすることに気がついた。 私はデザイン方

          [奇談綴り]滴る水音

          [奇談綴り]とある街に居た犬

          奇談と言うよりは平成の初め頃の価値観がまだユルユルだった、という話。 最近、大型犬が逃げだして警察が動くニュースを立て続けに見かけたことで、ある街で夜な夜な走っていたシェパードの事を思い出した。 昭和から平成に変わった直後ぐらいのあの時代、浅草寺では鳩の餌が売られ、そこらじゅうに鳥やら猫やらにエサをやる人が居て、野犬も放し飼いも珍しくなかった。 その街はまだ開発中の場所が多く、いずれビルが建つ予定ではあるものの、空き地になっている場所がたくさんあった。 そんな空き地の一つ

          [奇談綴り]とある街に居た犬

          件のターゲットについてはホント詰め寄りたい気持ちだけど、先生の返しがしっかり入れば本人に全部戻っていくわけだし、そもそも会社としてかなりおかしいところだったのでまとめて一緒に沈んじゃってもいいんじゃないかなって 法律的にはオカルトは無いことになってるからね(ニッコリ)

          件のターゲットについてはホント詰め寄りたい気持ちだけど、先生の返しがしっかり入れば本人に全部戻っていくわけだし、そもそも会社としてかなりおかしいところだったのでまとめて一緒に沈んじゃってもいいんじゃないかなって 法律的にはオカルトは無いことになってるからね(ニッコリ)

          後輩ちゃんの件は私が一緒に行くと言ったことで色々繋がった感じがあって、ホント頼ってもらってよかった。 「体調に波がありすぎて、本当は今日も出てこれるか半々ぐらいの可能性あったので来られてよかったです」ってヒヤっとしたわ…。

          後輩ちゃんの件は私が一緒に行くと言ったことで色々繋がった感じがあって、ホント頼ってもらってよかった。 「体調に波がありすぎて、本当は今日も出てこれるか半々ぐらいの可能性あったので来られてよかったです」ってヒヤっとしたわ…。

          [奇談綴り]悪意と呪詛の境目

          後輩ちゃんからの誘い ある日、後輩ちゃんから「G先生の対面鑑定に一緒に行きませんか?」というメッセージが届いた。 後輩ちゃんというのは前職の後輩で、オカルト好きでたまたま同じ作家さんを応援していたので、退職してからもその作家さん関連のイベントに一緒に行く仲である。 G先生というのがその作家さんで、本職が拝み屋なのに人気怪談作家というなかなかに情報量の多い作家さんである。 G先生は地方が活動拠点なのだが、たまに東京に出張鑑定にいらっしゃることがある。 この出張がなかなか面白

          [奇談綴り]悪意と呪詛の境目