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 以前書いた『カエルの磁気浮上』の記事が、初めてビュー数ランキング1位になったのを見つけて、新しいカエルネタを探していたら、かわいらしいお饅頭を発見しました。『カエルの磁気浮上』は、水が持つ反磁性を利用した磁気浮上の実験を紹介したものです。書いた本人が言うのもなんですが、それほど面白い記事とは思えません。ただ、記事の長さが短いので、読みやすかったのかもしれません。さらに、日本人のカエル好き(?)も、要因の一つかもしれません。

 この『カエルまんじゅう』は、外郎(ういろう)で有名な名古屋の青柳総本家が、「柳に飛びつくカエルのマーク」をモチーフにしたおまんじゅうです。味は、通常版がこしあんですが、季節限定の味もあるみたいです。このカエルまんじゅうは食べたことが無いので味の評価はできませんが、外郎はちょっと苦手です。

 ぼんやりした甘さと、ネチョッとした食感の外郎は、あまり好きではありません。青柳の外郎が嫌いなのではなく、外郎全般が嫌いです。外郎業界の方、御免なさい!!。でも、一つだけ美味しいと思った外郎があります。それは、豆子郎(とうしろう)の外郎です。豆子郎は創業者が和菓子職人ではなく、全くの素人(シロウト)だったので、自虐的な名前として素人をモジったトウシロ、すなわち豆子郎(トウシロウ)にしたようです。

 現在の豆子郎は、WEBサイトを見ると高級路線のようですが、昔の豆子郎は、竹皮風の紙に包まれた3本セットが1パックになっていました。それぞれが、小さなスティックタイプの”豆入りの外郎”で、お土産用でした。今でもある、小豆や抹茶の他に、ゆず味もあったような気がします。外郎は好きではありませんでしたが、豆子郎だけは好きでした。

 カエルまんじゅうのことを書くつもりが、外郎の話になってしまいました。まぁ、脱線はいつものことなので、ご容赦ください。


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