見出し画像

連想英単語#7 『来る』

久しぶりの連想英単語の記事です。自分でも、このシリーズがあることを忘れていました(笑)。

すでに各地でクリスマスイルミネーションが飾られていますが、12月に入るとアドベントと呼ばれるクリスマスへ向けてのカウントダウンが始まります。アドベント(Advent) は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことです。カトリックや福音主義教会(ルター派)では待降節たいこうせつ、聖公会では降臨節こうりんせつなどと呼ばれています。最近は日本でもよく目にしますが、日めくりカレンダーのようなアドベントカレンダーが、11月頃に売り出されます。

一般名詞のadventは、到来/出現を意味する英単語で、ad(to)+vent(come)の語幹から構成されています。ventはcome(来る)の意味を持つラテン語が起源です。ventのついた英単語は割と多く、event=e(out)+vent(come):出来事、invent:発明、prevent:(未然に)防ぐ、convent:修道院、などがあります。convention:習慣/会議や、conventional:習慣のなどは、conventが元になっています。

また、ventのtが抜けたvenも、同じcomeの意味を持っていて、venue:開催地、avenue:大通り、souvenir:記念品/お土産、などに使われています。

さらに、ventは”来る”という意味から、”(空気が)来る”という意味を獲得して、”空気が通り抜ける”通気口や穴を意味するventとしても使われています。この意味のventを含んだ単語が、ventilate:空気を通す/換気する、ventilation:通気/換気、ventilator:換気装置、などです。

冒険の意味を持つadventureも、ventを使った英単語のひとつです。もうすぐ12月です。いよいよ今年も終盤に差し掛かりました。「そうさ~今こそ、アドベンチャ~♪」。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?