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目から鱗の『アマガエルの実験』

 小学生の時には、学校まで本屋さんが毎月、学研の”科学と学習”を売りに来ました。子供たちは、集金袋みたいなものにお金を入れて、昼休みに本を買いに行きました。私は、『〇年の学習』は好きではありませんでしたが、『〇年の科学』は大好きでした。

 家は裕福ではないので毎回は買えませんが、付録が良さそうな号お正月特別号みたいな時には、ねだって買ってもらっていました。付録目的での購入ですが、中身の方も真面目に読んでいました^^。そのなかでも、ある実験のことが今でも記憶に残っています。丁度今は梅雨時期なので、ピッタリの話題かもしれません。それがアマガエルの実験でした。

 その実験の内容はこうです。アマガエルの座っている位置(地面からの高さ)が、天気と関係しているのではないかという仮説の元、木材と金網でアマガエルの飼育室を自作して、更にその中に小さなはしごを作って、カエルの高さ(何段まで登っていたか)を毎日記録をするというものでした。グラフのようなものも載っていたと思いますが、カエルの高さと天気には相関関係がありました。

 どっちだったかまでは覚えていませんが、カエルが高い位置にいると雨(晴れ?)になるという結果でした。小学生による、この実験の発想もすごいと思いましたが、実験装置を自作する行動力にも感動しました。私もこの結果を自分でも確かめてみたくて、早速真似して実験装置の製作に取りかかりましたが、材料不足と根気の無さで挫折してしまいました。

 この実験の小学生は、いまは立派に大人になっているのでしょうが、どんな職業についている(研究者とかになっている?)のかが気になります。


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