【構築論解説】ファンデッカーより愛をこめて【デュエマ】
はじめに
どうも、Deltha ( @bsphdg )と申します。
私がこの記事を書いた理由は1つです。
「自称」ファンデッカーに向けて書いてます。
「好き」を言い訳にするな。
「ファンデッキだから負けて当たり前」「いやまあ俺ファンデッカーだし」なんて言ってる有象無象の決闘者くん、恥ずかしくないですか?
好きなカードの格を下げてるのはあなた自身であることに気づきましょう。
とはいえ、このゲームは構築が難しいです。
好きなカードを40枚詰め込んだら上手くデッキが回らない、という経験は誰しも経験したのではないでしょうか?
そこで私が普段意識することをまとめました。
この記事を読みながら一緒に楽しいデッキを組んでみませんか?
誤った知識を書いてしまっている恐れがあるため、記事の内容に疑問を持った方はTwitterのDMにお願いします。
1.使いたいカードを選ぶ
カードゲームなんて好きなカードを使ってなんぼですから。
選びましょう。
2.ルートを考える
動きを意識してデッキの輪郭を決めましょう。
まずデッキタイプを決め、相性のいいカードを見つけるのがおすすめです。
《超神羅星 アポロヌス・ドラゲリオン》を用いたアグロデッキを組む際に《カチコミ入道〈バトライ.鬼〉》と相性がいいのは有名ですね。
こういった小さなコンボを見つけましょう。
次に、これらを用いた大まかなルートを決めます。
序盤、中盤のマナ加速や手札補充といった潤滑剤をどのタイミングで撃ち、どんなフィニッシュに行き着くかですね。
決まったら次に行きましょう。
3.「メタカード」の意識
いわゆる「メタカード」というものについて考えます。
メタカードはカードパワーが低く、また刺さらない相手にはバニラ同然なため、基本的にメタカードの採用は調整の段階で考えましょう。
さて、自分のデッキに刺さるメタカードを考えます。
《ガチャンコ ガチロボ》のデッキなら《とこしえの超人》や《リツイーギョ #桜 #満開》などですね。
次に、各メタカードの採用率を考えます。
前述した例で考えると、とこしえの超人は採用率がとても高いですが、リツイーギョはあまり環境デッキに使われておりません。
この場合、リツイーギョの対策はある程度無視してもいいかと思います。使われないカードに意識を取られ、構築を歪ませるのが一番良くないですから。
とこしえの超人のように、多くのデッキタイプで採用されているカードを対策するべきです。
除去などの対策が欲しいところですが、ここでは具体的な対策札を決めません。
これが嫌だな、と意識するだけで十分です。
4. 仮組みする
デッキリスト(仮)を作りましょう。デッキは引き算です。
ここでは役割と割合を決めるだけなので雑に突っ込みます。
デッキタイプにもよるので一概に言い難いのですが、動きの軸になるカードは基本的に4投です。
また、先ほど決めたルートに含まれる潤滑剤の枚数。これが難しいんですよね。
撃つターンや手札の質、終盤での強さによって変わりますが、とりあえず8枠とるのが無難です。
さて、何枠余りましたでしょうか。この時点で40枚を超えた方、諦めましょう。
5.受け札を考える
受け札を考える上で一番大事なのは「どう繋ぐか」だと私は考えております。
ビートデッキにおける《終末の時計 ザ・クロック》や《閃光の守護者ホーリー》などは返しのターンで打点になるという強みがあるように、防御だけでなく、そこからどう攻撃に転じるかを考えましょう。
受け札を積む余裕がないデッキもあると思います。その場合は《フェアリー・Re:ライフ》や《ドンドン火噴くナウ》など潤滑剤や除去札を受け札に差し替えるのがおすすめです。
また枚数について、5枚の盾の中に1枚以上受け札がある確率はおよそ
12枚で85%
8枚で70%
5枚で50%
です。
平均キルターンに合わせて調整しましょう。
6.組む
これらのカードを全てまとめます。
また、先ほど考えたメタクリーチャーを思い出しましょう。それらを除去できるカードが入っているかここでチェックします。なかったら入れましょう。
次に色を見ます。初動カードの色は18枚あると安心できるラインです。
撃ちたいカードが8枚、同じ色のカードが10枚だとするとこれらが2ターン目までに1枚ずつ拾える確率は70%を超え、3ターン目になると80%手前となります。
多色カードは便利で強いですが、入れすぎには注意しましょう。
枚数について提案したいところですが、許容枚数はデッキによってかなり差があるため、ここでは割愛します。
最後に
あとはひたすら調整です。
先3キルのデッキならばと受けを全抜きしてみたり、特定のカードの依存性を減らすためにサブプランを取れる構築にしたり、不利対面の対策としてメタカードを採用したり……
これはあるあるなのですが、たまたま刺さったカードを強いと勘違いするのはキケンです。気を付けましょう。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございます。
さよなら、さよなら、さよなら!
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