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45歳から身に着けた 「本を読むこと」読書習慣をつけるためにしたことしなかったこと「したこと」編

5年前、言葉を覚えることを目的に本を読み始め、気が付けば毎日読んでいます。2022年後半からは、小説も読めるようになりました。
2023年ようやく「そこそこ読んでいるのでは?」ということに気が付き、noteで記録してみることにしました。
それから1年が経った今、読書の習慣を振り返って
45歳から身に着いた「本を読む」こと、を書いてみます。

このnoteは

から始まる、45歳から身に着けた 「本を読むこと」についてのお話です。



これまで3回に分け、読書習慣をつけるためにしたことしなかったこと
買わない」「読まない」「持たない
について解説しました。

今回はその逆の、3つの「したこと」について書いてみます。


【 したこと① 休みの日は図書館へ行く 】

本を読み始めたころ、とにかく毎週図書館へ通っていました。
引っ越し前に暮らしていた家は図書館まで電車で2駅、そこから徒歩10分の道のりでした。

それでも毎週通い
本のある空間に慣れる。
紙に触れることに慣れる。
文字を目にすることに慣れる。

身体ごと本に慣れる練習をしました。


【 したこと② 読みやすい時間や場所を特定する 】

わたしが今本を読んでいるのは
通勤電車の往復。
公共交通機関での移動中。
週末に出かけた喫茶店や公園。
と決まっています。

家ではほぼ(一切といっていいくらい)読みません。
いや、読めないんです。

読めなかった理由、編にも書きましたが「わたしには本を読む集中力はない」だから読書が苦手、と思っていました。
その思い込みがあったからこそ本を読み始めたころは「誰もいない静かな一人暮らしの我が家で読むのがいいだろう」と、それ以外の選択肢はないだろうと考えていました。

しかし、出かける先に本を持ち歩くようになり、いろいろな時間にいろいろな場所で読んでみると、意外にも「人がいて、少しざわついた場所」のほうが、集中して読めているということに気が付いたのです。

だから出先で本を広げながら、昨日のあの時間あの場所よりも読みやすいだろうか・・とこれまでの環境や自分と比較観察し(観察とは事物の現象を自然の状態のまま客観的に見ること。できなかったことを責めることではない。)「自分の読書特性を知る」ということを心掛けました。


【 したこと③ かつてのわたしの「憧れの目」を利用する 】

わたしが本を読む場所は、ほぼ屋外です。
それはつまり「人がいるところ」です。

かつてわたしは読書に憧れの気持ちがありました。
いや、読書を(できる)する人に憧れていたんです。
電車で、喫茶店で、待ち合わせの場所で
スマートフォンではなく本を手にしている人を見て・・
「あ、いいな」と思っていたんですね。

だからね
まぁこんなことを書くのは非常に恥ずかしいんですけれどもね。
恥じらいが薄れる、と書いて「年の功」と読んだり読まなかったりするので・・結局書いちゃうのですが


わたしを見て「いいな」と思う人がいる・・という優越感に浸りながら本を広げているのです。
実際その場にいる他人に憧れられているかは知りようもないわけなのですが

そう思っていたかつての自分の「目」を利用する、ということを意識しています。


優越感を得ることを動機に何かをする
ということはあまり良いことではないのかもしれませんが
読書を続けるために優越感を利用する
ということは自分にとって有効だった気がしています。



続き、最終回はこちらから。



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