見出し画像

誰かと向き合うことは己と向き合うこと:「ありがとう」について考える⑤

このマガジン 〚 RELAX OPEN ENJOY 〛 は
人の感情に敏感(HSP気質)だった初老女が おはようからおやすみまで己を見つめることで
自分に対する愛と信頼を取り戻していく過程を、余すことなくnote化したものである。

このnoteは

からの続きです。

登場人物
わたし:ibitsu
だーさん:今年6月、ある本屋のイベントで知り合った同世代異性の友人。
興味のあることが近いので、月1~2回外や我が家で(外遊びはお金がかかるので)遊ぶようになった。



喜怒哀楽。
全ての人が当たり前にこの機能を備えている。というわけではないし、備えていたとしても全ての人に分かりやすく表現できる人なんて多くはないだろう。

例えばわたしは「泣く」という機能が低いため、誰かに
「泣いていないっていうことは感動していないっていこと?泣いてくれないと不安になっちゃう。」と言われたところで、どうすりゃいいの?となってしまう。
けれども全く感動しない、わけではない(が、人より少なめという認識はある)。ただ、そういうことで泣けないのだ。

では「だーさん」はどうか。

これまでの5か月ほど「だーさん」を観察して分かったこと。
映画を観るとほぼ必ず泣く。
怒らない。
イラっとした様子も見たことがない。
楽し気に笑うこともほぼない。
笑うときは「にや」程度。
口は変形するが、目元の変化は少ない。
笑うときは口元をおさえる仕草もある。
ゆえに、ほぼ無表情、に近い。
この感じに名前を付けるとしたら「穏やか」一択。
(穏やかとは「何事もなく静かなさま。安らか。平穏無事。」とのこと)

「怒ることあるんですか?前に怒ったのはいつですか?」の問いには、長らく首を傾げ「爆笑することってあるんですか?」の問いには、にやりとしながら「ありますよ。」と答えるも、見たことがなかった。

しかしある日、ふたりが好きなYouTube「エガちゃんねる」を見ていた時にしっかりと声を上げて笑っていて初めて「あ、笑うんだ」と思ったのです。

また「だーさん」が持ってきた「はぁって言うゲーム」
わたしよりも「だーさん」のほうが断然うまかった。
ルールは、お題カードに書かれている一言を、声と表情だけで演じるという単純なもの。例えば

「はぁ」を
・なんで?の「はぁ」
・怒りの「はぁ」
・失恋の「はぁ」etc
の中から指定された「はぁ」を演じ、他の人がどのシチュエーションの「はぁ」だったのかを当てるということを交代しながら進めていく。
演じ分けられるということは、どう表現すれば何が伝わるか・・は分かっている、ということ。だよね?

更に

LINEでのやりとりは絵文字やスタンプも使いながら、挨拶はもちろん「ありがとう」「楽しかったです」「おいしかったです」などと送ってくる。
文字で送ることができるということは、気が付かない、そういう気持ちすらない、というわけではない。


ならば



ん~・・ふっふっふ
あなたぁ~、できるのにできないふり、してるんじゃないですかぁ?
ん~ふっふっふ




古畑ibitsu でした。


続きはこちらから




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?