かず/ 宿泊・飲食・観光・地域の再生・改善コンサルティングファーム 代表

株)ディライティングオール代表■宿泊・飲食・観光・地域の再生・改善■現場と共に動く共動…

かず/ 宿泊・飲食・観光・地域の再生・改善コンサルティングファーム 代表

株)ディライティングオール代表■宿泊・飲食・観光・地域の再生・改善■現場と共に動く共動実践型コンサル■基本プラン:相談し放題38,500/月■宿泊・飲食15年■コンサル勤務3年■2018年起業■取引実績:130社超(24.04)■国立大MBA:M2■TOEIC:880■50代男

最近の記事

ご家族のご旅行:この季節に思い出す、弊社MISSION「人生に銘す想い出」の原点となった出来事

 私たちの会社のMISSIONは「お客様の人生に銘す(しるす)想い出を創造する」です。お客様に心から喜んでいただけ、その人生に一生消えない素敵な想い出が銘される。その環境や状況を私たちの手で創造する、ということです。  この、私たちが自分たちの人生をかけて成し遂げたいMISSION「人生に銘す想い出」、ホテリエとしてお客様と接しながら漠然とイメージは持っていましたが、この言葉を思いついたのはあるお客様との出会いからです。 「人生に銘す想い出」の原点の出来事(前半)  こ

    • おはようございます。 GWもあと2日。現場は大変だけど、コロナ禍に比べると接客・おもてなしができる嬉しさ・楽しさを実感できる。 同じルーティンの様でも、毎日お客様は違う。1人1人に人生の想い出が刻まれていく。そのお手伝いができる業界はとても素敵だ。 今日も頑張りましょう。

      • 再生・改善時に私たちが使う言葉/Key Word

         私たちが宿泊施設や飲食店の再生・各種改善を担当する際、ほぼ決まって使う言葉があります。共通してこれらの言葉を使うということは、すなわちこれができていない宿・店が多い、ということです。  順不同で、思いつくままに書いてみます。皆さんの宿・店にもぜひ当てはめてみてください。 ■見慣れて見えなくなるものがある  いろんな宿や店の口コミを見ると「なぜそんなことを指摘されているの?」と思うクレームを見かけます。汚れていたり壊れていたり、一目でわかりそうなことも多くあります。これ

        • ブランディングで気を付けていること。番外編

           ブランディング。言葉はよく聞くし、何となく憧れるけど、どうやっていいのかよくわからない。そんなご相談をよく受けます。同じような宿・店の方も多いと思います。そもそもの提供サービスの質向上は当然ながら、加えてPRやSNSなど各種発信で印象付けを行っていきます。一般的な内容は様々なサイトや記事で見つけられますので、自社に合ったものをご参照ください。  今回のコラムで取り上げるのは、結構見落としがちですが、実は宿・店の印象をものすごく悪くしていることです。一般的なブランディング書

        ご家族のご旅行:この季節に思い出す、弊社MISSION「人生に銘す想い出」の原点となった出来事

          中が見えないお店 ・・・ お客様を失っています。

           最近立て続けに飲食店の集客・売上UPに関するご相談を受け、共通して改善したことがありますのでコラムにまとめます。  いずれの飲食店も料理や接客に大きな問題はありませんが、売り上げが伸び悩んでいます。またリピーターのお客様が非常に多く、売り上げはリピーター様のご利用頻度/金額次第、という感じです。  これだけ聞くと「リピーター様に愛されるLTVの高い店舗」に思えますが、どの店も料理内容や単価面で週に何回も使うというお店ではなく、月に1回程度の利用があればいい方です。各お客

          明確・詳細な目標設定の重要性 ・・・「間違い探し」ゲームでの検証

           あるセミナーを担当した際「目標設定がどれだけ大切か」を実感してもらうため、間違い探しゲームで検証を行ったことがあります。(ヘッダー写真は フリーイラスト・アイコン素材 フリーペンシル さんからお借りしたイメージです)  時間は10分間。会場をA/B の2グループに分け、席の間隔を離し、お互いのプリントは決して見せ合わないように。両グループとも同じ問題で、さほど難しい内容でもありません。  一つだけ違うのは、Aグループのプリントには「間違いは8個ある」、Bグループには「出

          明確・詳細な目標設定の重要性 ・・・「間違い探し」ゲームでの検証

          5/8-9(水-木)東京ビッグサイト訪問

          観光業界はもちろん、他業種フォロワーさんでも、お会いしたことある方でも、お気軽にお声掛け下さい。 ※営業目的はお断りします。 24.05.08-10(水-金)開催 ・国際ツーリズムトレードショー ・国際ウェルネスツーリズムEXPO ・観光DX・マーケティングEXPO

          接客業でのビジネスネーム使用、X(旧Twitter)がバズった件

           21年6月、何気に呟いたビジネスネームのことが大きくバズりました。その内容はこちらです。  非常に多くのコメントや引用RTを頂き、そのほとんどが肯定的なものでした。取引先での取り組みを呟いただけでしたが、反響の大きさは予想外のものでした。  実際に危ない目にあったという方たちからもコメントを頂きました。このビジネスネーム利用を考えるきっかけとなったのは、数年前に同僚女性から受けた相談です。当時の勤務先はフルネームの名札着用で、彼女はレストラン担当でした。その時にお客様に

          接客業でのビジネスネーム使用、X(旧Twitter)がバズった件

          「高いコンサルの方が実力がありそう」と言われた件。

           弊社のコンサルティング料金は、他社に比べかなり安く設定しています。まず最初は 3.5万/月(税別)で経営者や管理職などお一人が一ヶ月間相談し放題プランが基本です。このプランを1~数ヶ月続けられ、自分たちで改善できる(弊社から卒業される)お宿・お店もたくさんあります。  私たちが出来る限り低価格で最大限対応する理由、それは当社がサポートしたい主なお客様が、「うまくいかないホテル・旅館・飲食店」だからです。(もちろん、好調な取引先や新規開業のお手伝いしています。) 先日、雑

          「高いコンサルの方が実力がありそう」と言われた件。

          ■宿泊業就職 6P分析:新卒・中途採用で宿泊業界を目指す人に考えて欲しい6つのこと

           先日、ある大学の特別講義を担当し、2,3年生(宿泊業界志望)を対象に志望企業の選び方をアドバイスしました。一概に”宿泊業”と言っても、超高級/ラグジュアリ系 ~ ビジネスやゲストハウスまで、いくつもの形態があります。この”自分が接客したい”層を間違えると、全く別業界に来た!くらいに仕事内容が異なります。  そんな相違を少しでも無くすため、弊社ではこの 6P分析 を考えるようにアドバイスしています。他にも様々な検討要因はありますが、弊社が設定した独自項目で、入社後に”こんな

          ■宿泊業就職 6P分析:新卒・中途採用で宿泊業界を目指す人に考えて欲しい6つのこと

          おはようございます 大好きな作家 井上靖さんの言葉。自分の人生を省みても、まさにこの状態の繰り返し。最初にこの言葉を知った時に凄く腹落ちし、直ぐにメモ帳に書き留めた。 夢を語れる時間が続くよう、これからも頑張ります。

          おはようございます 大好きな作家 井上靖さんの言葉。自分の人生を省みても、まさにこの状態の繰り返し。最初にこの言葉を知った時に凄く腹落ちし、直ぐにメモ帳に書き留めた。 夢を語れる時間が続くよう、これからも頑張ります。

          「~じゃない日戦略」をお勧めしています

           弊社が社外AGMやMGRとして現場入りしているお宿・お店では、「~じゃない日戦略」を立てています。この件をツイしたところ、どのようなものかお問合せ数件いただいたので、ブログにまとめます。  観光地や景観・景勝地にあるお宿では、見どころの時期があります。また、天候にも左右されます。例えば、せっかく南の島に行ったのに毎日雨だった/夕日が有名な場所なのに曇っていた/有名な滝を見に行ったのに空梅雨で水量が乏しかった、などガッカリされた方は多いのではないでしょうか。中には「せっかく

          宿・店の「わるいこと」を先に伝える

           弊社は、お取引先に「自社のわるいこと(ネガティブな部分)を先にお伝えする」というPR方法をお勧めしています。  例えば、セントラル空調だったり、まだウォシュレットではなかったり、壁紙やカーペットが汚れ/剥がれていたり・・・また、宿への道が狭かったり、外観が古かったり、部屋に虫が入りやすかったり・・・  これはお客様アンケートやOTA口コミに実際に書かれていた内容です。もしこの方たちが先にその事実を知っていたら、多分そのお宿には泊まらなかったでしょう。ただ、この事実を先に

          宿・店の「エリア・ブルー・オーシャン戦略」を考える

           ビジネスでは、「ブルー・オーシャン戦略」という言葉をよく聞きます。簡単に言えば、全く新しい商品やサービスを創り出し、競争相手のいない穏やかな海(ブルー・オーシャン/新たな市場)で自社の優位性を確立する戦略です。詳細な説明は、ネット上にたくさんありますのでご参照下さい。  この戦略をまるで魔法の言葉のように紹介する記事は多く、それ自体は否定しません。それが実現できればいいのにな、と憧れます。ただ現実問題として、宿泊施設や飲食店、観光地や自治体などで「全く新規の商品・サービス

          宿・店の「エリア・ブルー・オーシャン戦略」を考える

          おはようございます 若い層やその分野初心者に対し「そんなことも知らないの?」と思うことがある。中には口に出して言う人もいる。 ただ、生まれた時からそれを知っている/出来る人はいない。私も50代半ばにして、周りからはまだ「そんなことも知らないの?」と思われる毎日。

          おはようございます 若い層やその分野初心者に対し「そんなことも知らないの?」と思うことがある。中には口に出して言う人もいる。 ただ、生まれた時からそれを知っている/出来る人はいない。私も50代半ばにして、周りからはまだ「そんなことも知らないの?」と思われる毎日。

          卓上メニューは片づけない ・・・ 強力な集客ツール

           今日、個人経営のお店でランチを取りました。以前から気になっていたお店です。卓上にはランチメニュー。ただ裏返してみても、夜の内容は分からず。ちょっとお尋ねしたら「休憩時間中に、ディナーメニューと差し替えています」と。私は単なる一般客なので、それ以上はお尋ねしませんでした。  注文後にメニューを下げるお店は多く、卓上はすっきりします。それはひとつの利点です。ただ、料理を待つ間、改めて何気なく見る方・見たい方も多くいらっしゃいます。グランドメニューはもちろん、昼、夜、季節限定、