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電車で読むな

昨日新聞を読んでいると、書籍欄の広告に、三浦しをんの新刊エッセイ集が載っていた。

「最新&爆笑エッセイ集」らしい。

大きなコピーは、「『なんてことのない』日常は素晴らしい!」というもの。「いくらなんでもアホすぎる一冊」という作者のまえがきも載せているが、何と、広告の中に、「電車で読むのは危険です。」とあるではないか。さし示す指のイラストの先に小さく、だが。

私は以前に、三浦しをん著「のっけから失礼します」の感想を書いた。その時のタイトルに、「電車で読むな」と入れた。
(興味のある方は読書日記参照ください。いないか)

読んで笑ったら周りの人に怪訝な顔をされるので、電車では読まないように」というのは逆説で、「電車で読んで、大いに笑って、周りの人にアピールしましょう」と書いたのだ。

同じではないか!
ひょっとして「パク」られた?


しかし、冷静に考えたら、それくらい誰でも思いつく。それに「読むな」と「危険です。」には、素人とプロの差があるのかもしれない。

私は出版社や広告会社の人と同じ事を考えたなんて、自慢しそうになったが、ここは譲っておこう。

三浦しをんさん、新刊の宣伝をしましたよ。
といいながら、私は、文庫本が出るまで待とうと思います。



*ヘッダーは、富士山ツアーで寄ったミルクランドにて。お勧めジェラート。美味しかった。昨日テレビで山梨県の自慢ランキングをやっていて、忍野八海とか信玄餅とか懐かしかった。

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