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幸せな人を見る幸せ

今日の新聞より
朝日新聞 1月5日 夕刊

「季節の地図」というコラム。柴崎友香さん。
タイトルは「楽しそうな人を見る」

 内容は、「なにかがすごく好きな人、詳しい人が楽しんだり一生懸命話すのを見るのが好きだ」という話である。自分が楽しむのではなく、なんか詳しい人がいて、「へえー、そこがいいんやな」と思ったり、「自分ではよく分からないけどすごいんやね、その世界ではきらきらしてるんやなと思うと、その幸せ感を分けてもらっている感じがする」と書いている。

 この感じはわかる気がする。楽しそうな人を見るとこちらも楽しい。嬉しいこと好きなことを一生懸命やっていたり、話したりするのを見ていると、こっちまで楽しくなることってあると思う。

 人間は、悲しくて泣いている人を見ると、自分は関係はないのに同調して悲しくなると聞いたことがある。反対に嬉しい人がいたら、自分も嬉しくなる。感情は周りにうつるらしい。

 ここからは話が少し違うかもわからないが、今日の話である。
利用者さんのところでとてもいい話を聞いた。ご本人と家族のつながりを感じさせる話で、ご本人は本当に嬉しそうに話をしていた。

 それを聞いていた私も嬉しかった。もちろん、私の担当の方が元気でいてくれることは仕事上嬉しい。でも、今日はさっきの話のように「嬉しい人を見ると、こっちも嬉しくなる」ということだったのかなあ、と思ったのである。 嬉しさを共有できたのが嬉しかったということかもしれない。

人間としては当たり前のことかもしれないけど。

見出し画像は我が家のお雑煮。かしわ(鶏肉)でだしをとったおすましは九州のもの。
(もっときれいに撮ったらよかった)

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