デジマ式

自治体が抱える地域課題をテーマに、企業のチカラで解決に向けた新規事業を創出していくため…

デジマ式

自治体が抱える地域課題をテーマに、企業のチカラで解決に向けた新規事業を創出していくためのワークショップ「デジマ式 plus」。

最近の記事

第8回 「メタバース」PJインタビュー(後編) ~ 仮想空間から関係人口増加を狙う

前回の記事では、「デジマ式plus」において提示された、「長崎市・雲仙市」が抱える地域課題「コロナ禍で加速する新しい働き方を企業向けに定着させ、地方への関係人口流入を増加するためには何ができるか」を解決するために、株式会社シーエーシー(以下、CAC)の平山氏が「メタバース」に着目したところまでをお伝えした。 ところがそこからすんなりと事が進まなかった、というところから話は始まる。 呉越同舟で地域課題解決に挑む!地域課題解決にメタバースを活用しようとした平山氏は壁にぶち当

    • 第7回 「メタバース」PJインタビュー(前編) ~ 仮想空間から関係人口増加を狙う

      鎖国当時、日本唯一の玄関口として開かれていた出島には、中国やオランダから異文化が持ち込まれ、結果として長崎は、和(日本)・華(中国)・蘭(阿蘭陀)という異質な文化が溶けあう地となった。長崎のごった煮のような文化様式は「和・華・蘭」(わからん)と呼ばれるが、他の地域から見たら、まさに「訳分からん」文化なのは間違いない。 自治体が抱える地域課題を企業のテクノロジーで解決していくワークショップ「デジマ式Plus」でも、地域課題の内容や参加者の顔ぶれによって、思いもよらないシナジ

      • 令和6年5月 「第6回デジマ式 plus」 を開催します

        地域の未来を明るく照らす、新しいビジネスアイデアの創造「デジマ式plus」を令和6年5月に開催します。このワークショップは、自治体が直面する課題を企業が新規事業として解決案を考える場です。 今回の舞台は、美しい自然と文化が息づく「海の京都」宮津市。 様々な企業や団体が集い、宮津市の未来を共に創造します。 イベント案内対象地域・自治体の案内 宮津市は、地域の課題を克服しようとする企業に新しい事業する場を提供します。この取り組みは、新しいビジネスアイデアを実現したい企業にとっ

        • 第6回 長崎市が繋ぐ、新しいビジネスの可能性 - 長崎市メタバース 企業交流セミナーのご紹介

          皆さん、こんにちは!今日は特別なイベント「長崎市メタバース企業交流セミナー」についてお伝えします。このイベントは、昨年開催された「第6回デジマ式plus」をきっかけに生まれたプロジェクトについて詳しく知ることが出来る内容になっています。 このイベントは、現在まさに取り組みが進んでいるプロジェクト「サイバーイドバタ」により創出されたメタバース空間上で実施されます。長崎市が取り組む県外・地場企業とのオープンイノベーションの支援内容と「越境」をテーマに講演とパネルディスカッション

        第8回 「メタバース」PJインタビュー(後編) ~ 仮想空間から関係人口増加を狙う

        • 第7回 「メタバース」PJインタビュー(前編) ~ 仮想空間から関係人口増加を狙う

        • 令和6年5月 「第6回デジマ式 plus」 を開催します

        • 第6回 長崎市が繋ぐ、新しいビジネスの可能性 - 長崎市メタバース 企業交流セミナーのご紹介

          第5回 「お魚サブスク」PJインタビュー(後編) ~ 「お魚サブスク」から広がる漁業の未来

          前回の記事では、「デジマ式 plus」で長崎市が「漁業振興」をテーマに挙げ、その解決策を提示した6社の中から、「伊藤忠インタラクティブ」(以下IIC)と協力することになった経緯をお伝えした。 「デジマ式 plus」から始まったこのプロジェクトは、「おさかなサブスク」(※:急速冷凍した旬の魚の刺身をバラエティ豊かに取り揃えて定期的に個人宅に送るサブスクリプションサービス)という送る形で結実したが、今回はそこに至る紆余曲折や、「おさかなサブスク」から波及した現在のムーヴメン

          第5回 「お魚サブスク」PJインタビュー(後編) ~ 「お魚サブスク」から広がる漁業の未来

          第4回 「お魚サブスク」PJインタビュー(前編) ~ 「お魚サブスク」で地域課題

          悩める自治体と新規事業を創出したい企業が協力して、地域の問題を解決することを目指すワークショップ「デジマ式 plus」。その第3回が開催されたのは、コロナ禍の兆しが見えてきた2020年2月19日、登壇したのは「長崎県長崎市」である。 今回は、長崎市役所 商工部 産業雇用政策課(当時)の山田貫才さんに、「デジマ式 plus」と出合った経緯、そこから「おさかなサブスク」が生まれた背景、サービス開始から約4年経った「おさかなサブスク」の現状、そして未来への展望を伺った。 長崎

          第4回 「お魚サブスク」PJインタビュー(前編) ~ 「お魚サブスク」で地域課題

          「デジマ式 plus」のツボ

          悩める地方自治体と新規事業を創生したい企業が協力し、地域課題解決に取り組むワークショップ「デジマ式 plus」。 「デジマ式 plus」の概要については第1回目の記事、「デジマ式 plus」の成り立ち・歴史については第2回目の記事をお読みいただくとして、今回は過去7回行われてきた「デジマ式 plus」で、当初の期待値を越えたプロジェクトの共通項を探ってみよう。 今後、「デジマ式 plus」で協力を仰ぎたい地方自治体、「デジマ式 plus」で新規事業の芽を探したい企業は、ぜ

          「デジマ式 plus」のツボ

          「デジマ式 plus」の成り立ちと歴史

          様々な課題を抱える自治体と、新規事情の芽を探している企業、両者をマッチングさせるワークショップ「デジマ式 plus」の大枠については、前回の記事を参照いただくとして、今回は「デジマ式 plus」の成り立ちや歴史について押さえていこう。 地域活性プロジェクト「さぶみっと!ヨクスル」 「Webのチカラで地域と地元のみなさんを元気に!」を掲げ、「さぶみっと!ヨクスル」が開始されたのが2016年。 株式会社イー・エージェンシーは、以前よりWeb制作者向け交流会イベントを全国各地

          「デジマ式 plus」の成り立ちと歴史

          デジマ式 plusとは

          現代の出島だった「Innovation Space DEJIMA」 まずは簡単な歴史の復習をしよう。 日本が海外に門戸を閉じていた鎖国時代において、唯一世界との交流の場となっていたのが長崎の「出島」だ。出島は世界との希少な交流の場であっただけではなく、日本文化の発信、世界文化の受信も担っていた。 その出島の名前を冠する場が「Innovation Space DEJIMA」(以下、DEJIMA)である。DEJIMA は一言で言うと、コーポレートコワーキングスペースという

          デジマ式 plusとは

          長崎市の地域課題をテーマに新規事業アイデアを創出!「第3回デジマ式 plus」開催レポート

          地域課題×企業のチカラを掛け合わせるワークショップ「第3回 デジマ式 plus」を開催! 自治体が抱える地域課題をテーマに、企業のチカラで解決に向けた新規事業を創出していくためのワークショップ「デジマ式 plus」もいよいよ3回目の開催となりました。過去2回は宮城県仙台市、山口県宇部市の課題をテーマにワークショップを行っており、各回ともにその後の事業化に向けた動きをみせています。 そして今回の自治体は「長崎県長崎市」です。人口約41万人(2020年1月現在)、ここ数年は

          長崎市の地域課題をテーマに新規事業アイデアを創出!「第3回デジマ式 plus」開催レポート

          品川区の商店街をテーマにした新規事業アイデアを創出!「第4回デジマ式 plus」開催レポート

          11月25日(水)にInnovation Space DEJIMA(デジマ)で「第4回 デジマ式 plus」を開催しました。デジマ式plusは弊社と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社との共同開発ワークショップです。今回は品川区の商店街をテーマにするということもあり、品川区と一般社団法人五反田バレーと共催というかたちで開催をいたしました。 ※マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など感染予防に十分に配慮して開催を行いました。 「地域の課題×企業のチカラ」で課題解決と新規

          品川区の商店街をテーマにした新規事業アイデアを創出!「第4回デジマ式 plus」開催レポート