引き出しの中の 「Mini me」
また娘ネタ・・。
ロ~ングロングアゴー。
下の娘がまだ2歳になっていない頃のある日、気が付くと先程まで走り回っていた娘の姿が消えていました・・・ムムッ!何事!?
家人大慌てで探し回る。
しかしどこを探しても見当たらないので、家の外にまで捜索範囲を広げ、スワッ警察に連絡かと相当焦りだした時に、家の中から長女が走り出て来て、
「お父さん〇〇(二女)いたよ~!!」
と叫んだ。
捜索隊全員の動きがフリーズした・・。え?一体何処に居た??
長女は笑いながら、
「引き出しに入ってたーー!」
と言う。
慌てて家に戻り夫婦の寝室のチェストを見ると・・・。
なんと娘は5段チェストの引き出しの中でスヤスヤとおやすみしていたのでした。
不思議なのはこの絵の通り、引き出しを階段状に作り、中段まで登っていた事・・。
この引き出しには私の下着類、特にパンツと靴下が詰まっていて、それに安らぎを感じていたのだろうか?
いや~全く肝を冷やされた。
しかし、この幼子が発揮した猿知恵センスと行動力に、将来はどんな子供に育ってしまうのか・・何だか不安になってしまう。
それから幾年月・・、
その後の彼女は、結局私の予想通りにそのままのセンスで成長してくれて、
「バカクソ」にオモローな「私」みたいな娘に仕上がったので一時、
オースチン・パワーズよろしく、
「Mini me」・・と呼んでいました。(ホント)
暫くの間、その意味を理解していなかった娘は、
「ヘイ、ミニミー!」と呼ぶと嬉しそうに「ハーイ!」と返事をしてくれていたのですが、丁度反抗期にその意味を知ってしまったらしく、如実に口を聞いてくれなくなりました。
なぁぜなぁぜ??
( ´艸`)
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