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エピソード集

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呼吸法Bodyworkは身体の中の不随意システムとの付き合い、それを自由に使うという稽古です。 不思議な稽古や、不思議な概念が多数あります。これを折に触れて説明するエピソードをま… もっと読む
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マガジン:エピソード集  実際の記事オリエンテーション

マガジン:エピソード集 実際の記事オリエンテーション 1) エピソード(1):自分感覚は本当…

エピソード( X-1):「対気」という二個体間Signalingに反応する身体

「対気」という不思議な呼吸法bodyworkは、西野流呼吸法のオリジナルであり、Essenceであると…

エピソード(EIX-2):歩きを伴う多様な稽古-旋遊、這、摺り足、経行、巡礼

実際に「旋遊」を行うと、その動きは「阿波踊り」の男踊りに近い動作である。 興味を持って、…

エピソード(E IX-1):身体の回旋で水を切る/脊椎動物共通行動-体軸回旋、そもそも…

動物が池や川から上がり、水を撥ね飛ばす動作は見ていても気持ちよくなる。 遠心力などを知ら…

エピソード(VIII-1):「応地」により生まれる不思議な脊柱・体幹筋群感覚(身体軸)…

華輪の説明でも述べたが、西野流呼吸法を稽古して最大の「不思議」は、稽古を通して我々の中の…

エピソード番外編240106:基礎医学から考える東洋系身体-Missing linkの探索-2008年…

新たなマガジンとして「DeepBody:新規論文から考える」を始めた。 21世紀も4半世紀を過ぎつつ…

Noteを開始するにあたって:番外編 仙台西野流呼吸法30周年と70歳以降の精進・Reskilling

仙台での西野流呼吸法は、貫和が東北大学に赴任し、西野皓三先生の許しを得、1993年11月より東北大学加齢医学研究所会議室で週一回稽古した。当初は医療関係者への稽古を目的としたが、結果的には主として仙台市民を中心に稽古を進めた。 私の意向としては、もちろん、この現代医学で説明付かない、不可思議な現象を医療者とともに考えたいと思ったが、そう進まなかったのは反省すべき点である。 今後東洋系Bodyworkの魅力をさらに発信するには、必然的に並行して医学共通言語で説明をする努力が必

エピソード(EVI-2):天動説から地動説へ-身体認識におけるパラダイム・シフトとは…

数年前Google検索をしていて、偶然、西野皓三先生の全国大学体育連合主催、大学体育指導者中央…

エピソード(EVI-1):”The Wilderness hidden inside yourself(隠された内なる原生…

1997年、西野流呼吸法が「The Breath of Life」として講談社インターナショナル社より英語出版…

エピソード(EV-8): 孫の動きの成長から身体の連続性の獲得を考える

自分の子供が生まれた時は、毎日の生活に追われ、ゆっくりとその動きの成長を観察し、記憶に残…

エピソード(EV-7):華輪200回の振りと身体軸の出現-そして対気の身体軸間での真直…

身体軸が実際に身に付く、すなわち四肢筋群が体幹に連携して、自分の軸が実感できるようになる…

エピソード(EV-6):それは腱・筋膜システム(Fascia)だ-華輪が覚醒する連続する体…

医学という学問の世界は不思議な構造だ。 人間の身体の構造と機能を、巨視的なレベルから、分…

エピソード(EV-5):西野流呼吸法「華輪」稽古の不思議:地球上動物進化のいろいろな…

西野流呼吸法を習っていると、いろいろと動物の身体の進化のことが、思い浮かぶから不思議だ。…

エピソード(EV-4):上肢の振り ―華輪とスワイショウ、さらには素振りを考える-

華輪に似て上腕を振るスワイショウは、古くから太極拳や中国拳法の訓練に取り込まれている(日本では漢字がないのでスワイショウとカタカナ表記される)。その訓練手法はかなり歴史が古いと考えられる。 具体的には両腕を揃えて前後方向に振ったり、あるいは交互に振ったり、西野流呼吸法で行う軸を中心とした回旋運動とはまた異なる脱力への方法である。 ものを放るようなイメージで行うという。 実際の動きはYouTubeなどで多数の例を見ることができる。 同じような回旋運動はラジオ体操にも一部取り