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イタリア旅行で地味に気を付けたいこと3選

円安の昨今、海外旅行は以前よりも割高になってしまっています。
しかし、それでも出国者数は回復傾向にあり、海外に旅行に行く人も増えています。

イタリアは日本人が多くいく観光地のひとつで、今でも根強い人気があります。
そのため、イタリア旅行の手引きは多く、個人旅行が初めてでも一般的な情報は簡単に仕入れられられますし、パッケージなら何も悩む必要もありません。

そのため、ここではイタリアに旅行に行く場合の攻略法ではなく、オモシロネタを通してイタリアはどんなところか、紹介します。

1、JCBが使える地域は要注意

JCBカードというのは、世界5大カードブランドのうちのひとつで、かつアメリカの会社以外で唯一のブランドです。
それゆえ、戦前(※ウクライナ戦争)はロシア人はこぞってJCBカードを使っていました。アメリカの会社を利用したくないからです。

ところでJCBカードというのは5大国際ブランドとは言えど、国際的なカードというだけで勢力は弱小です。
5大国際ブランドではない銀聯カード(中国)にシェアやら経済規模で負けています。

JCBは日本がウハウハだった時代に世界に勢力を拡大したブランドで、ようは日本人専用カード、日本人向け専用カードと化しています。
裏を返せば、日本人が行かないところでは一切使用できないとも言えます。

そしてもっと裏を返せばJCBカードが使用できるというのは、日本人慣れしているところが多い、つまり観光地価格になっている割高店も多いと言えます。
もちろんモールやホテルなどの大型施設では値段が変わることはないのですが、個人店舗や個人店舗に化けている小規模店が多いイタリア観光地では、通常より割高設定や場合によっては日本人価格が設定されたりすることもあります。

今となっては日本人は弱体化しているとはいえ、日本人は金払いがいいという説は未だ根強く、あるいは根負けさせやすい、財布の紐が緩いなどの事情からか強気設定が多いです。

2、頼んでないものが提供される

観光地というのは総じてぼったくりが有名です。
例えば裏通りの地元向けのピザ屋でホール1000円未満なところ、1歩ずれた表の通りだと3~4倍していることはあります。

これはイタリアに限った話ではなく、東京でもそうですが昔から観光地として君臨しているイタリアは一味違います。
個人旅行で言語が不慣れだと判断したら、頼んでもないのに料理が勝手にグレードアップして高値を請求することはよくあります。
地元向けの店舗ではあまりそういうことはありませんが、レストラン(リストランテ)級の店でも表通りだと平然とやってきたりします。

また、日本ではレストランの階級は曖昧ですが、イタリアでは明確に外食のランクがあり、同じ品・サービス内容でも値段が結構異なることがあります。

そしてカネの計算ができない、ボッタクリしても苦情を言う手段もない、諦めてしまうことが多い日本人はやりやすい相手とも言えます。
英語が通用するようないわば観光地の表通りでは、そういった部分でも「慣れて」しまってることが多いです。

3、トイレがない

ヴェネツィアなどの特定の観光地ではトレイ事情に厳しい場合があります。
ほとんど徒歩しか交通手段がないヴェネツィアで公衆トイレは数か所しかなく、主なものは2個しかありません。

そして大抵が有料であるため、現地通貨がない状態で街歩きをすると大変なことになることがあります。

楽しい思い出にするために

旅行は楽しい思い出で終わったほうがよいですね。
気を付けなければならないことは多いですが、それ以上に楽しいことも盛りだくさんです。

特に個人旅行は「少しの失敗は良い体験」と思っていくことも時には大事かもしれません。


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