接続されたデレラ

文章を書いています / つぶやきは、基本的にしばらくしたら消します

接続されたデレラ

文章を書いています / つぶやきは、基本的にしばらくしたら消します

マガジン

  • デレラの読書録

    読んだ本について思ったこと感じたことを記録します。 小説や詩集やエッセイ、あるいは学術的なものまで、ジャンル横断的に読みたいです。

  • 三つの図形、一本の線

    詩、小説、エッセイ、感想文を書いています。

  • 制作

    素材を使って自由気ままに作品を制作します。不定期更新です。

  • 非一般的読解試論

    文芸作品に対して抱く「感想」について考える連載記事です。

  • デレラのマンガ本棚

    デレラが全く自分勝手な目線でマンガの感想を書きます

記事一覧

デレラの読書録:石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』

水俣病を題材にした作品。 題名の「苦海」とはメチル水銀を含んだ産業廃水が流れ込んだ水俣の…

デレラの読書録:朱喜哲『NHK100分de名著2024年2月(ローティ『偶然性・アイロニー・…

米哲学者リチャード・ローティの著作『偶然性・アイロニー・連帯』の入門的テキスト。 平明達…

デレラの読書録:伊藤亜紗『感性でよむ西洋美術』

古代から近代までの2500年分の西洋美術をサクッと振り返られる本書。 キーワードは、感性。感…

デレラの読書録:千葉雅也『センスの哲学』

読後感が気持ちがいい。 生活する自分の部屋から始まり、言葉に導かれ外に出て散歩をして、街…

デレラの読書録:千葉雅也『現代思想入門』

かつてないほど平明達意に現代思想について書かれた本。 コツを知りたければこれだけ読めばい…

デレラの読書録:千葉雅也『意味がない無意味』

本書では「意味がある無意味」と対比させて「意味がない無意味」という概念が提示される。 意…

23

デレラの読書録:千葉雅也『勉強の哲学』

近刊『センスの哲学』を読むために再読。 勉強とは何かをラディカルに問う本書。 勉強とは何…

34

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂漠の救世主』

砂の惑星アラキスを中心に描かれるSF大河小説デューンの第二巻。 第一巻で、ハルコンネン家の…

17

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 下巻』

ついにポールがハルコンネン家に復讐を果たす時が来た。 ポールは産砂の命の水を飲み、クウィ…

30

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 中巻』

砂漠に逃げ延びたジェシカとポールはハルコンネン家に憎悪を抱くフレメンと共闘しようと近づく…

16

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 上巻』

SF小説の金字塔、壮大な大河作品。 香料の産地「砂の惑星アラキス」で宇宙を統治する大貴族で…

24

デレラの読書録:宮内悠介『スペース金融道』

人類最初の植民惑星・通称「二番街」で繰り広げられるSF×闇金取立屋のエンタメ作品。 アンド…

22

デレラの読書録:雨宮昭一『占領と改革』(シリーズ日本近現代史第七巻)

敗戦後の連合国による占領と改革。 戦中と戦後の切断線を丁寧に読み解く本書。 戦前・戦中の…

22

デレラの読書録:吉田裕『アジア・太平洋戦争』(シリーズ日本近現代史第六巻)

わたしは平成生まれで、戦争の記憶は無い。 さらに言えば、ベルリンの壁崩壊よりも後の生まれ…

26

感想文:二つの矛盾(映画『オッペンハイマー』について)

映画『オッペンハイマー』の感想文です。ネタバレがありますのでご注意ください。 映画『オッ…

59

デレラの読書録:櫻木みわ『カサンドラのティータイム』

例えるなら、ガラス細工を手に持って綱渡りをするようにして書かれた小説。 家庭内、あるいは…

26

デレラの読書録:石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』

水俣病を題材にした作品。 題名の「苦海」とはメチル水銀を含んだ産業廃水が流れ込んだ水俣の…

デレラの読書録:朱喜哲『NHK100分de名著2024年2月(ローティ『偶然性・アイロニー・…

米哲学者リチャード・ローティの著作『偶然性・アイロニー・連帯』の入門的テキスト。 平明達…

デレラの読書録:伊藤亜紗『感性でよむ西洋美術』

古代から近代までの2500年分の西洋美術をサクッと振り返られる本書。 キーワードは、感性。感…

デレラの読書録:千葉雅也『センスの哲学』

読後感が気持ちがいい。 生活する自分の部屋から始まり、言葉に導かれ外に出て散歩をして、街…

デレラの読書録:千葉雅也『現代思想入門』

かつてないほど平明達意に現代思想について書かれた本。 コツを知りたければこれだけ読めばい…

デレラの読書録:千葉雅也『意味がない無意味』

本書では「意味がある無意味」と対比させて「意味がない無意味」という概念が提示される。 意…

23

デレラの読書録:千葉雅也『勉強の哲学』

近刊『センスの哲学』を読むために再読。 勉強とは何かをラディカルに問う本書。 勉強とは何…

34

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂漠の救世主』

砂の惑星アラキスを中心に描かれるSF大河小説デューンの第二巻。 第一巻で、ハルコンネン家の…

17

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 下巻』

ついにポールがハルコンネン家に復讐を果たす時が来た。 ポールは産砂の命の水を飲み、クウィ…

30

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 中巻』

砂漠に逃げ延びたジェシカとポールはハルコンネン家に憎悪を抱くフレメンと共闘しようと近づく…

16

デレラの読書録:フランク・ハーバート『デューン砂の惑星 上巻』

SF小説の金字塔、壮大な大河作品。 香料の産地「砂の惑星アラキス」で宇宙を統治する大貴族で…

24

デレラの読書録:宮内悠介『スペース金融道』

人類最初の植民惑星・通称「二番街」で繰り広げられるSF×闇金取立屋のエンタメ作品。 アンド…

22

デレラの読書録:雨宮昭一『占領と改革』(シリーズ日本近現代史第七巻)

敗戦後の連合国による占領と改革。 戦中と戦後の切断線を丁寧に読み解く本書。 戦前・戦中の…

22

デレラの読書録:吉田裕『アジア・太平洋戦争』(シリーズ日本近現代史第六巻)

わたしは平成生まれで、戦争の記憶は無い。 さらに言えば、ベルリンの壁崩壊よりも後の生まれ…

26

感想文:二つの矛盾(映画『オッペンハイマー』について)

映画『オッペンハイマー』の感想文です。ネタバレがありますのでご注意ください。 映画『オッ…

59

デレラの読書録:櫻木みわ『カサンドラのティータイム』

例えるなら、ガラス細工を手に持って綱渡りをするようにして書かれた小説。 家庭内、あるいは…

26