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期限切れフィルム / Never Expired

波乗り中、波に揉まれた際に自分のサーフボードで脇腹強打して、
どうやら肋骨を折ったようで、、しばらくは海に入れそうにないので「波日記」は。。。「文」で。

はい、ということで、、期限切れフィルムで写真を撮るのが好きです。
期限切れフィルムが比較的安く手に入るからと言う理由も大きいですが、
現像後の予測のつかないカラーシフト…というか劣化?!に惹かれています。

感光してたり、コマが被さってたり、ボケてたり、ブレてたり、粒子が荒かったり、、っと他の人が失敗だと捉えるかも、なそんな写真も、自分にとっては感光もコマ重なりも素敵なエフェクト効果(フィルム・マジック)だと思っているので、期限切れフィルムで撮ることはロモグラフィーのようなカラーシフトするフィルムを使うのと同じくらい大好きです。それぞれ特色が違うフィルム独自のカラーももちろん好きで楽しんでいます。

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郵便受けに現像を依頼した写真館からの封筒が届いているのを見つけると、
ワクワクしながら急いでPCにネガデータの入ったCDを差し込みます。

PCに転送されたファイルを開いて、液晶に写真が写し出されたときの感嘆!と落胆!(もよくある。、)
自分自身では決して作ることのできない期限切れフィルムの色たちに魅了されるいっぽうで、時に、真っ青や紫色のドギツイカラーにえーーーーっっとなることも。
例えばこんなの届いたら、、、まず落胆します。

現像後オリジナル : Konica Centuria の期限切れは、保存状態によって例外もありますが、ほぼほぼいつもこんな感じ。

なんだけど、、
それらのどぎついギラギラの色が染まった写真も
PCで彩度を落として、おそらくデジタルで言うところのRAW現像のように?、元の色がうっすらと残る状態から、トーンカーブで新たな色を作っていく作業も時間を忘れて没頭してしまうほどハマります。

after :  彩度を落として、トーンカーブで今日の気分の色へと
before (オリジナルカラー)
after ちょっと、、くっきり、
オリジナルカラー そのままでもこれはこれでだいすき。
プリントしたら、水彩画のように直接プリントに色を加えてみたい。これに黄色を足したらっと妄想。
期限切れフイルムだからといって、いつもそこまでおかしいわけではなく、ちょっとおかしいぐらいがちょうどいい。のかも。人の好みは色々ですから。
Kodak 期限切れフィルム

明日にはまた明日の色に染まっていく。現像・キブン・カラー。
期限切れフィルム、驚きと発見がいっぱい。

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