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クリエイティブ・コーディングの作例

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ソースコード付きのオトクな作例です。
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#Processing

Vera Molnár さんの (Des)Ordres を Processing で模写

コンピュータ・アートのパイオニアのお一人、 Vera Molnár さん。彼女の 1970年代の作品を現代のツール Processing を使って模写してみました。 Vera Molnár さんは 1960年代からコンピュータを用いた作品を作っていらっしゃるアーティスト。 今でも現役でご活躍です。 そんな大先輩の作品を模写することで、Processing なんて影も形もなかった時代に思いを馳せ、豊富なツールが存在する現在のありがたさを実感しながら、スキルとモチベーションの

プログラミングにおける、パズルを解くような楽しさ

パズルには楽しさ、例えばルービック・キューブには解き方のルールがあって、そのルールに従って面を揃えることではなく、そのルールを見つけ出すという楽しさがあります。解くためのルールを考え、それを使ってパズルが解けたときの快感はたまりません。 プログラミングにもそんな楽しさがあります。 プログラミングで何かを解決する手段は一つじゃなく、いろんな方法があります。シンプルでエレガントな方法を使って解決できたときはとても気持ちがいいものです。 さて、今回作るものではそんな気持ちよさを

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noise() 関数を用いてドット絵風のアニメーション

2次元ノイズで遊んでいたら思いがけずドット絵風のアニメーションが出来たのでご紹介。💁‍♀️ この記事は全文無料でお読みいただけます。もしお気に召しましたら投げ銭お願いしますね。😉✨ ノイズの使い方のコツProcessing/p5.js の noise() 関数は「パーリン・ノイズ」を生成してくれる楽しい関数。 与えるパラメータの個数によって 1次元から 3次元のノイズを生成できます。 これはノイズ値を角度に変換して 2次元ノイズを図に表したもの。 x軸方向を見ても y軸

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無茶苦茶な数式でも美しい?

テキトーに書いた数式で図を描いてみたら、工夫次第で意外とイケたというお話しです。 この記事は全文無料でお読みいただけます。もしお気に召しましたら投げ銭お願いしますね。😉✨ 数式のグラフって美しい数式のグラフって美しいですよね。 p5.js でサインカーブ。 const w = 640;const h = 480;function setup() { createCanvas(w, h); colorMode(HSB, 360, 100, 100, 100); noLo

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Processing Community Hangout Japan vol.2:スケッチ鑑賞会に応募

2020/07/05(日) 開催のクリエイティブ・コーディング関連のオンラインイベント「Processing Community Hangout Japan vol.2」、その中の企画で七夕をお題にした作品を募集する「スケッチ鑑賞会」に応募してみました。 意気込み!今回の作品作りでは2つのことに挑戦しました。 複数シーンのリアルタイムアニメーション リアルタイムに画面表示される複数のシーンからなるアニメーションに挑戦しました。 普段は Processing でのグローバル

ランダム・ウォークの愉悦

みんな大好き!ランダム・ウォーク!🙂 シフマン先生の名著 The Nature of Code でも一番最初に出てくるランダム・ウォーク。 このランダム・ウォークで遊んでみましょう。 こちらの企画は 20/04/19 で終了させていただきました。ご協力ありがとうございました。🙂 本記事は「Processing Community Japan」のご協力をいただき、クリエイティブ・コーディング等のオンラインイベントの企画として『ブログを基に文字ベースでの双方向のコミュニケー

Teachable Machine はクリエイティブ・コーディングの夢を見るか?

クリエイティブ・コーディングでの面白い作品づくりに AI を活用してみようというお話しです。 この記事は「Processing Advent Calendar 2019」 23 日目の記事です。 前日の記事は、コードを公開し始めて変わったことや得られた発見についてまとめられた @takawo さんの「2019年のデイリーコーディングを振り返る」です。 常に面白い作品を作りたいけど…私は「アートを生み出す機械」を作るのが夢で、今は表現の引き出しを増やすべく毎日楽しく作品作り

ボイド (Boids) もどきをベクター・フィールドで作ってみよう

みんな大好き「ベクター・フィールド」を用いて、Processing でボイド風のアニメーションを作ってみようという試みです。 ベクター・フィールドについてはこちらをご参照ください。 この記事は全文無料でお読みいただけます。もしお気に召しましたら投げ銭お願いしますね。😉✨ ボイド (Boids) って何?ボイド (Boids) は鳥もどき (bird-oid) から名付けられた人口生命シミュレーションの一種で、その名のとおり鳥の群れのような複雑な動きを再現できるプログラム

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ブラウン運動もランダムウォークも無し! Processing で DLA 風の画像を作成

DLA(Diffusion-limited aggregation) 、日本語だと拡散律速凝集。 これはブラウン運動する粒子がくっつきながら成長していく様子を表したもので、珊瑚のような形を描くことができるそう。 これ面白そうなので Processing でやってみました。 この記事は全文無料でお読みいただけます。もしお気に召しましたら投げ銭お願いしますね。😉✨ 難しいのはちょっと…DLA にはブラウン運動が付きものですが、ブラウン運動を実装するのって結構大変そうです。

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ジェネレーティブ数式? Java で関数を動的に(無理やり)生成

プログラムに自分で数式を生成させ、その数式をもとにプログラムに絵を描かせるという試みです。 私のやっているクリエイティブ・コーディングでは「座標を計算して点を打つ」、これを何万回も何百万回も繰り返して図を生成しています。 この計算を行う数式によって結果として現れる図は全く違うものになります。 しかし、面白い図を描くためにいろんな数式を試してみるのもなかなかしんどい… そんなときに、ryotako(@ryotakob)さんの描画の関数を実行時に動的に決定するというツイート

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Processing Community Day 東京:24時間 24作品アップで祭りに華を!

2019/02/02(土)、Processing Community Day が東京で開催されました。 私もこのお祭りを盛り上げたい!という気持ちで、『24時間 1時間に 1作品アップ』ということをやってみました。 いいこと思いついた!Processing Community Day は世界各地で開催される Processing ユーザーの交流イベントで、今回が日本での初めての開催でした。 著名な方々のキーノートに魅力的なワークショップ、ユニークな話題が満載のライトニン

ベクター・フィールド:Processing 作例

noise() を使ったこんなの作ってみましょう。 最初はここから始めて… こうなって、 ちょっと見た目を工夫して(微妙?)、 最終的にこうなります。 この記事は全文無料でお読みいただけます。もしお気に召しましたら投げ銭お願いしますね。😉✨ 思ったより単純です。基本のコードはこうです。 // Vector Field 基本の形// @author @deconbatch// @version 0.1// Processing 3.2.1// 2019.01.27

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影絵の風合いのアニメーション:Processing 作例

こういうの作ってみました。なんとなく影絵っぽい雰囲気のアニメーションです。 画用紙で型を抜いて色セロファンを貼って、裏から電球をかざして出来る影絵のイメージ。 このバージョンのソースはこちらに載せています。 今回、『この作品が大好き!愛してる!!』という熱いラブコールをいただきましたので、作例紹介を書いてみます。 最初は切子細工を作ろうと思ったこれを作るきっかけとなったのは、別に記事を書いている『趣味としてのクリエイティブ・コーディング』の中での作例でした。 これを

ALife:チューリング・パターンでクリエイティブ・コーディング

みんな大好き O'reilly さんから、2018/07/28 新刊が出ました。 その名も「作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門」! これはクリエイティブ・コーティング界隈の方にとっては待ってました!の内容ではないでしょうか? 早速 Processing でと思いましたが、これコード例が Python なんですよね。 Processing にも Python モードはありますが、Python 2 系だし、numpy 使えないしでどうにも… そんな

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