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菩提心の称賛《宝珠の灯》第346偈

346)王と王子達が
一度のみならず菩提心を称賛した。
それ故に、自らが善くありたい者は
迷いなく菩提心を保持したまえ。


言葉というものは
特定の意味を伝えたい
という動機があって
語られる。

その意味も

言葉が必要ない世界であれば
心から心へ
伝わるだろうけれど

心から心へ伝えることが難しい世界では
選ばれた言葉によって
伝えられる。


この世界は
言葉を発する者で溢れているけれど

本当に大切な意味を
適切な言葉で伝えている者は
多くはないのかもしれない。


更に、
賢い人は多くを語らない。
一度、少し言えば分かる
と思っているから。


それくらい賢い方々が、
何度も何度も説くということは
よっぽど大事なことなのだろう。

彼らが心から愛する
あなたを幸せにするために。


菩提心を起こし保つからといって
損することは何もない。

お金もかからないし
宗教団体に入る必要もない。

ここは騙されたと思って
迷いなく菩提心に入ってみてはどうか。

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